イタリア風マグロのたたきが好評だ。 2011-10-05 魚料理 0 今年の夏はブルターニュのフィニステール(「地の果て」という意味)県にあるル・コンケで2週間。小さな町だが、漁港だけあって魚屋がある。生けすには、ブルターニュ名物のカニやロブスター、澄んだ目をした銀色に輝くイワシ、ピーンと死後硬直状態のサバ、頭、皮付きのアンコウが並ぶ。ある日、近 [...]
夏まっさかり、サバとピペラードのタルト。 2011-08-04 魚料理 0 バスク地方名物のピーマンの煮込み〈ピペラード〉とサバのタルトは、その味わいといい彩りといい、夏まっさかり。 右欄のレシピの要領でピペラードを作るのだが、違うところは、①トマト、ピーマンを加える段階で、さいの目に切った生ハムを加える。②でき上がりが美しいように、ピーマンを、赤、黄 [...]
エイのヒレには、ケッパーの風味が欠かせない。 2011-07-21 魚料理 0 エイのヒレをゆでてから軽く焦がしたバターをかける一品は、ノルマンディーやブルターニュ地方名物の代表的な魚料理。パリのレストランのメニューにもよく載っている。先日、エスパス・ジャポンのフランス料理教室で作ったら大好評。思ったよりあっさりとした味わいで、ケッパーの香りがいかにも夏ら [...]
アジのかわりにヒメジを使って南蛮漬け。 2011-05-16 魚料理 0 エスカベーシュ(南蛮漬け)というとアジというのがオーソドックスだが、今回はちょっとヒゴイを思わせるヒメジrouget barbetで作ってみた。 タマネギは皮をむいて二つに切り分けてから薄く輪切りにする。ニンジンは皮をむいてから5センチ幅に切り、それをできるだけ細いせん切りにす [...]
アジの南蛮漬け 2011-05-16 魚料理 0 なるべく小さめのアジを12尾用意する。頭を切り落とし、はらわたを出し、冷水で洗って水気をぬぐう。尾の両側にあるぜいごを、それにそって包丁をノコギリのように動かしながら切りとる。ニンジン2本、タマネギ2個、セロリ1茎、緑ピーマン1個を、5センチ幅のせん切りにする。 次はマリナード [...]
ヒメジのペンネ 2011-05-16 魚料理 0 ペンネをヒメジやグリーンアスパラと炒め合わせる初夏らしい一品です。 アスパラガス一束は、根元の固いところを切り落としペンネと同じくらいの長さに切り分け、歯ごたえが残るように塩ゆでしておく。タマネギ1個は細いせん切り。ニンニク2片はみじん切り。そして、このへんでペンネ300グラ [...]
エビカレー 2011-03-15 魚料理 0 おいしいエビカレーを作ってみよう。 インド、マドラス産のpâte de curry douxを使って、おいしいエビカレーを作ってみよう。エビは冷凍ものでいいけれど、なるべく大きめを使うこと。小さいと火が通りすぎて、ぷりんぷりんと した食感が味わえない。4人分としてエビ [...]
アドックのタルタルは、簡単で豪華な前菜。 2011-03-01 魚料理 0 églefinと呼ばれるスケソウダラの薫製アドック 最近ワインバーやビストロで注目されている食材の一つが、églefinと呼ばれるスケソウダラの薫製アドック。扱いやすく、繊細な味わい、そのうえ表面のオレンジ色が一品を引き立てる。このオレンジ色はベニノ [...]
サメの身は淡白だから、グルノーブル風ソース。 2011-02-01 魚料理 0 Roussette à la grenobloise 冬はサメが旬。といっても魚屋にジョーズは見当たらない。皮をはがれピンク色の細い身をさらしているのが〈saumonette〉あるいは〈roussette〉と呼ばれる小ザメだ。値段はキロ13ユーロ前後。淡白繊細な風味 [...]
ノエルのアントレにラングスティーヌ。 2010-12-15 魚料理 0 Langoustines à l’américaine ノエルのアントレに、たまのぜいたく、豪華な一品を作ってみよう。ラングスティーヌは活きのよさが命、信頼できる魚屋で買ってくるしかない。大きくなるにつれてぐんぐん値段が上がるけれど、それは [...]