独立の夢に向かって挑戦を続ける。 2020-03-24 日本人シェフ 0インタビューパリ11区 長尾将希さん(27歳) 11区にあるこじんまりした店ながら、海外から来たワイン関係者が必ず立ち寄るというVantre。パラスホテルのシェフソムリエなどを歴任してきた、オーナーソムリエのマルコ・ペルティエさんが選ぶワインに合わせる料理を作るのが、シェフの長尾将希さんだ。 23歳のと [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:今泉幸子さん 2020-03-10 シルバーラウンジ 0連載コラム 長年、世界の映画祭レポートを、パリから発信し続けた今泉幸子さん(85歳)。戦前、3歳の時から無声映画に親しむ。早稲田大学で演劇専攻、TBS演出部AD。学研映画局に入社し、社会教育映画、PR映画の企画・製作を経てフリージャーナリストに。冷戦期のソ連・東欧に渡り、写真入りのルポルター [...]
フランス伝統の味を、日本で守り続ける。 2020-02-25 日本人シェフ 0インタビュー 久保正樹さん(49歳) 優れたアンドゥイエットに与えられる5Aの称号をご存知だろうか? 1960 年創立の「真正アンドゥイエット愛好者協会L’Association Amicale des Amateurs d’Andouilette Authentiqu [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:千春さん 2020-02-12 シルバーラウンジ 0連載コラム 田中千春さん(78)は3人兄弟姉妹の一人。高校時代に読んだモリエールの戯曲やマルタン・デュ・ガール著『チボー家の人々』に感動し、早稲田大学仏文科に入る。在学中から文学座附属演劇研究所に入り芝居に熱中したが、1968年に来仏。フランス人大学教授と知り合い、結婚、そして離婚。次に出会 [...]
ERH|オリジナリティのある料理で、 二つ星を目指す。 2020-01-21 日本人シェフ 0インタビューパリ2区 北村啓太さん(39歳) 「フランス料理の世界で一流になりたい」。専門学校で調理を学んでいるときから、強い想いを抱いていたという北村さん。一流になるなら一流のシェフの側で働きたい、と学校卒業後は小田原のラ・ナプールへ入店した。まだ30代前半だった成澤由浩シェフは「当時からすでに世界 [...]
MAISON|自分らしいデザートで、幸福感と余韻を作る。 2019-12-23 日本人シェフ 0インタビューパリ11区 小林里佳子さん(32歳) 9月にオープンしたレストランMAISONのシェフ・パティシエール小林さんは、23歳でパリに来て現在10年目。小学生のときからパティシエールになると決めていた。「高校生のときにはお菓子をよく作っていて、パウンドケーキを夜中3時まで何度も焼き続けて、オーブン [...]
Bistrot KINZO|パターンにはまらず自由に、自分の味を表現したい。 2019-11-22 日本人シェフフランスで暮らす 0インタビューパリ9区 エドワード・ウチヤマさん(40歳) カナダのモントリオールで生まれ育ったウチヤマさん。フランスで修行し高級フランス料理店を営んでいた父親を幼い頃から手伝っていたため、料理は常に身近なものだったという。「店の二階が家だったので、毎晩の皿洗いなどは日課。残った肉やソースをつまみ食いす [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:菅氏 2019-11-12 シルバーラウンジ 0連載コラム 菅氏は1939年、東京生まれ。父は京大法学部を出、日本鋼管に勤務。菅氏は上智大卒業後1963年から大手航空会社に就職。2歳年上の自由学園卒の妻とは大学で知り合い結婚、生涯の伴侶に。定年後は息子2人、孫たちに囲まれ第二の故郷パリ郊外で50年来生活。数年前からエッセイ「フランス通信」 [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:シボ美帆さん 2019-11-08 シルバーラウンジ 0連載コラム シボ美帆さんは静岡県生まれ、高校時代にドフトエフスキー作品に魅せられ早大の露文科に入るが学園紛争で大学閉鎖。翌年西洋史に変更。74年来仏しトゥールに滞在、学食で出会ったMは法学を専攻。ファックスもSMSもない時代、彼女の帰国後は毎日文通。郵便ストの時はMはベルギーまで投函に。75 [...]
Le Sot l’y Laisse|料理とクラシック。 2019-10-26 日本人シェフ 0インタビューパリ11区 土井原英治さん(46歳) 土井原さんのお店に初めて伺った時、ベートーヴェンの話を熱を込めてしてくれたのが印象的で、もっと話が聞きたくなった。クラシック音楽は、中学生時代にFM雑誌を買ってラジオで熱心に聴き始めたという。 [...]