Moolaade 2005-04-01 舞台・映画 0 年を重ねますます映像に冴えを見せるイーストウッドは驚異的。だが、今年82歳のブラック・アフリカ映画の旗手、セネガル人ウスマン・センベーヌ監督もすごい。物語のシンプルな強さが、余計な装飾を退ける忘れがたい一作。 女児4人は清めの儀式(陰核切除)から逃れるため、村の女コレ宅に身を [...]
パリ郊外の若者たち。 »L’Esquive » 2005-03-15 舞台・映画 0 昨年1月に公開された『L’Esquive(身をかわすこと)』、個人的には文句なく04年度のベスト1フランス映画だった。が、まさか仏映画アカデミー会員の投票で決まるセザール賞で作品・監督・脚本・新人女優と4つもメインの賞をゲットするとは! 驚いた。下馬評は、メインスト [...]
Le Promeneur du Champ de Mars 2005-03-01 舞台・映画 0 気心の知れた俳優と故郷マルセイユにこだわり続けてきたロベール・ゲディギャン監督。新作で国の最高権力者に迫るとは、誰が予想できたろう。映画は史実を追うことより、大統領と伝記を執筆する若いジャーナリストとの、つかず離れずの関係を静かに見据える。従来のゲディギャン的な南仏の青が一転。 [...]
立派な作品だけれど… »Vera Drake » 2005-02-15 舞台・映画 0 マイク・リー監督『 Vera Drake 』は、2004年度ヴェネチア映画祭で最高賞の金獅子賞と、主演女優賞をW受賞した。非の打ちどころのない立派な作品だ。 1950年のロンドン。まずは、清く貧しく美しく生きるヴェラ・ドレイクの日常が描かれる。夫は自動車工、息子は仕立て屋、娘 [...]
日本の映画界 近況報告。 2005-01-15 舞台・映画 0 2004年の日本は「韓流」に圧倒された一年だった。TVドラマ『冬のソナタ』が大ブレイク、主演のヨン様(ペ・ヨンジュン)来日で大フィーバー、経済効果は3008億円とも言われる。これで日韓の歴史的「わだかまり」さえアッという間に氷解してしまったのだから凄い。日本の映画会社は韓国映画を [...]
自分史をアートに昇華。 »Tarnation » 2004-11-15 舞台・映画 0 ブッシュが再選されてしまった。アメリカのサイレンス・マジョリティーの意識の反映なのかと、またまた色々と考えさせられる選挙だった。マイケル・ムーア『華氏911』の奮闘及ばず、彼は落胆しているだろうが、きっとまた新しい素材で反撃に出てくるに違いない。彼の場合は、ドキュメンタリー映画 [...]
2046 2004-11-01 舞台・映画 0 カンヌでは未完成版の上映と、公開前から話題が絶えなかったウォン・カーウァイの新作。トニー・レオン、コン・リー、フェイ・ウォン、チャン・ ツィイー、木村拓哉と、ほとんど悪趣味にも映るほどの豪華キャストが集う。1966年、香港。ホテルの一室に居を構えるのは、虚無的なヒゲ男チャウ(前 [...]
最新映画情報 2004-10-01 舞台・映画 0 ●Mensonges et trahisons et plus si affinite… ラファエルは、有名人のゴーストライター。だが率直な娘ミュリエルと出会い、仕事や恋愛における自己欺瞞に耐えられなくなってくる。ジャーナリスト出身のローラン・ティラールは、初監督 [...]
女優がまぶしい。『5×2』、『Clean』 2004-09-15 舞台・映画 0 女優がまぶしい。トニー・ガトリフ『Exils』のリュブナ・アザバルの弾ける躍動感も良かったが、フランソワ・オゾン『5×2』のヴァレリア・ブルーニ=テデスキ、オリヴィエ・アッサイヤス『Clean』のマギー・チャンの成熟した美しさが圧倒的だ。 『5×2』は [...]
最新映画情報 2004-08-01 舞台・映画 0 ●Coming Apart ここはNY、ソファがー陣取るジョーのアパート。きょうも女の影がちらほら…。蒸発していく会話と煙草の煙と自堕落な愛撫が、固定された映像の中に淡々と映し出されていく。このカメラ、精神分析医の彼自身が備え付けたもののようだが、一体、何のため? « エロの年 [...]