ワインの知識

極めたいワインのこと。

Beaujolais nouveau

 11月19日はボージョレ・ヌーヴォー解禁の日だったが、ここ数年、パリではボージョレ・ヌーヴォー離れが著しい。あの変にフルーティーっぽく過ぎて、酸味の強いワインに嫌気がさしたのだろう。でも秋の風物詩だからと一本買ってきた。「フィルターにかけてない」といううたい文句が入っている。どこかメロンのような匂いがあるが、口に含む...
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今月のワイン:7月1日号

今回の料理にはムスカデかな、とバスチーユ脇の気になるワイン屋に出かけた。ご主人は、それならと、ナントの南部で作られている、ブルーノという、この店で一番のムスカデ・セーヴル・エ・メーヌをすすめてくれた。「それほど辛口ではないからカキには合わないけれど、素晴らしい奥行きがあるんですよ」。開けると、かんきつ類と青リンゴが...

今月のワイン:6月1日号

  「ヒラメとスモークサーモンのカルパッチョにはサンセールの白?」と尋ねたら「サンセールでもいいけれど、サーモンが入るのならちょっと辛口すぎる。モンタニーはどうでしょう。最初の口あたりがまろやかで香り豊かだし、値段も同じです」 この白ワインはブルゴーニュの銘酒で、シャルドネ種のブドウから作られる。どこか洋ナシ...
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今月のワイン:5月1日号

東駅脇の老舗のワイン店に出かけた。お店の人は「ウサギのクリック煮はスパイシーそうだから、コット・デュ・ローヌかな。そうそうシラー種のブドウ95%で作られているのがあるよ」。まだまだ新酒だからこそ、きちんとデカントしてしばらく置いておいた。なかなかのこく。軽く赤い果実風味の奥に、シラーならではのスパイシーさ。2...

今月のワイン:4月15日

今回のレシピ、サルティンボッカに合うワインは何にしよう。子牛肉には、シャルドネー種から作られるあまり辛口でない白も合うという人が多い。でも最終的に選んだのは、サンセールの、名高い白ではなく、ピノ・ノワール種のブドウだけで作られる赤。透明感のある明るい朱色で、口に含むとカシスの風味があり、その奥に快い渋みがひそむ。その上...

アルファマの楽しさはアグアルデンテで始まった。

   列車でリスボン駅に着いて少し歩くと、右手にアルファマの丘がある。曲がりくねった細い石畳の道は、陽射しが強いので建物の影が濃く落ちていた。昼ごはん時になって、小さなレストランに入ったら、いかにも下町っ子という、小太りで腕の太いのおじさんたちでいっぱいだった。  塩出ししてから、さっと湯がいただけの干ダ...

ボージョレ・ヌーヴォーは下火

 きょうはボージョレ・ヌーヴォー解禁日。ところがである、パリでは、「Le Beaujolais Nouveau est arrivé!」といったポスターを貼っているカフェが減ってしまった。話題にもなっていない。カウンターにたるものっていない!  さすがにちょっとさびしい。前々号の「ボージョレ・ヌ...

ボージョレ・ヌーヴォーは、恋の味?

 1970年10月に初めてパリに来た。それから1カ月経った11月15日、酒屋の前に箱が積まれワイン瓶が並んだ。その上に、「Le Beaujolais nouveau est arrivé!」と書かれたボール紙がのっかり、たしか、5フラン前後と安ワイン並みの値段がうれしかった。飲み過ぎると、翌日、頭が痛くな...

ナチュラルワインには、ナチュラルワインならではの微妙な味わいがある。

ローヌ川に沿ったタヴェルで作られている ナチュラルワイン〈アングロール〉。 ナチュラルワインを出すバーやレストラン、ナチュラルワイン専門のワイン屋さんも増えてきている。まだナチュラルワインを一度も試したことのない人も、少しずつ親しくなるいい機会だ。 〈BIO〉認定の表記が付いているワインがあるが、それは有機栽...

ナチュラルワインの「伝導師」、オリヴィエさん。

写真のアルザスのピノ・ノワールは クリスチャン・ビネール氏の手によるもの。添加物のはいったワインは、体が受け付けなくなってしまいます。 店主のオリヴィエ・カミュさんは、パリのナチュラルワインを語る上で欠かせない人物。愛好家からこの道の「伝導師」と呼ばれることもあるほどの、長い実績を誇る。 オリヴィエさんがナチュラルワイ...
 

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