ワインの知識

極めたいワインのこと。

Crème de cassis

カシスの赤い実を、純度の高いアルコールに1カ月ほど漬けてから、砂糖のシロップを加え、ろ過したリキュールがクレーム・ド・カシスで、19世紀半ばごろからブルゴーニュ地方で作られはじめた。今でもディジョン産が名高い。アルコール度は15%以上で、1リットル中砂糖が400グラムと甘いので、 [...]

Marc

 ワイン製造過程で、ブドウを搾ったときの皮や種などの搾りかすを発酵させて蒸留したものが、イタリアではグラッパと呼ばれるマール酒。最初は無色透明だが、カシの木のたるで数年寝かせると、味も柔らかくなり、こはく色を帯びてくる。以前はカフェで庶民が飲む食後酒だったが、最近は高級化して気楽 [...]

Beaujolais nouveau

 11月19日はボージョレ・ヌーヴォー解禁の日だったが、ここ数年、パリではボージョレ・ヌーヴォー離れが著しい。あの変にフルーティーっぽく過ぎて、酸味の強いワインに嫌気がさしたのだろう。でも秋の風物詩だからと一本買ってきた。「フィルターにかけてない」といううたい文句が入っている。ど [...]
article placeholder

今月のワイン:7月1日号

今回の料理にはムスカデかな、とバスチーユ脇の気になるワイン屋に出かけた。ご主人は、それならと、ナントの南部で作られている、ブルーノという、この店で一番のムスカデ・セーヴル・エ・メーヌをすすめてくれた。「それほど辛口ではないからカキには合わないけれど、素晴らしい奥行きがあるんですよ [...]

今月のワイン:6月1日号

  「ヒラメとスモークサーモンのカルパッチョにはサンセールの白?」と尋ねたら「サンセールでもいいけれど、サーモンが入るのならちょっと辛口すぎる。モンタニーはどうでしょう。最初の口あたりがまろやかで香り豊かだし、値段も同じです」 この白ワインはブルゴーニュの銘酒で、シャル [...]
article placeholder

今月のワイン:5月1日号

東駅脇の老舗のワイン店に出かけた。お店の人は「ウサギのクリック煮はスパイシーそうだから、コット・デュ・ローヌかな。そうそうシラー種のブドウ95%で作られているのがあるよ」。まだまだ新酒だからこそ、きちんとデカントしてしばらく置いておいた。なかなかのこく。軽く赤い果実風味の奥に、シ [...]

今月のワイン:4月15日

今回のレシピ、サルティンボッカに合うワインは何にしよう。子牛肉には、シャルドネー種から作られるあまり辛口でない白も合うという人が多い。でも最終的に選んだのは、サンセールの、名高い白ではなく、ピノ・ノワール種のブドウだけで作られる赤。透明感のある明るい朱色で、口に含むとカシスの風味 [...]

アルファマの楽しさはアグアルデンテで始まった。

   列車でリスボン駅に着いて少し歩くと、右手にアルファマの丘がある。曲がりくねった細い石畳の道は、陽射しが強いので建物の影が濃く落ちていた。昼ごはん時になって、小さなレストランに入ったら、いかにも下町っ子という、小太りで腕の太いのおじさんたちでいっぱいだった。  塩出 [...]

ボージョレ・ヌーヴォーは下火

 きょうはボージョレ・ヌーヴォー解禁日。ところがである、パリでは、「Le Beaujolais Nouveau est arrivé!」といったポスターを貼っているカフェが減ってしまった。話題にもなっていない。カウンターにたるものっていない!  さすがにち [...]
 

パスワードをお忘れの場合、OVNINAVI.COMに登録したE-mailアドレスにパスワードをお送りします。登録E-mailアドレスを入力してください。


戻る