ワインの知識

極めたいワインのこと。

Noilly Prat

ベルモット酒というとイタリアのマルティーニが名高いが、フランスには、地中海沿岸のマルセイヤンという町で作られているノワイ・プラットがある。 2種類の白ワインを別々に熟成させたあと、戸外に置いたたるの中で1年間寝かせる。そしてレモンやフランボワーズ風味のアルコールを加え、さらに3週 [...]

Chablis

ブルゴーニュ地方の北、ヨンヌ県のサンスに住む友だちの家で、エポワスというウォッシュタイプのチーズをごちそうになったのだが、ワインは白で、この地方名産のシャブリだった。かなりのこくがあり、エポワスの味わいを助けているのに驚いたことがあった。シャブリは、ミネラル成分が豊富な石灰質の土 [...]

ブルゴーニュ産ならではの味わい

Côte-de-Beaune village 14世紀末にブルゴーニュ公が、もっぱらピノ・ノワール種のブドウを使うようにと規制したことなどによって、どんどん品質が向上していったブルゴーニュワイン。中でもコット・ドール県に名酒が多いが、コット・ド・ボーヌ・ヴィラージュは、その南に属 [...]

3 Monts / Punk Ipa

 今回のレシピのソース作りで使ったビールが3 Monts。リールに近い醸造所で作られている。色はブロンドだが、アルコール度は8.5%のつわもので、その上、きちんとした苦みも備えている。時間をかけて味わいたい。Punk Ipaは、スコットランド産。2006年創業の醸造所で6種類のホ [...]

Crème de cassis

カシスの赤い実を、純度の高いアルコールに1カ月ほど漬けてから、砂糖のシロップを加え、ろ過したリキュールがクレーム・ド・カシスで、19世紀半ばごろからブルゴーニュ地方で作られはじめた。今でもディジョン産が名高い。アルコール度は15%以上で、1リットル中砂糖が400グラムと甘いので、 [...]

Marc

 ワイン製造過程で、ブドウを搾ったときの皮や種などの搾りかすを発酵させて蒸留したものが、イタリアではグラッパと呼ばれるマール酒。最初は無色透明だが、カシの木のたるで数年寝かせると、味も柔らかくなり、こはく色を帯びてくる。以前はカフェで庶民が飲む食後酒だったが、最近は高級化して気楽 [...]

Beaujolais nouveau

 11月19日はボージョレ・ヌーヴォー解禁の日だったが、ここ数年、パリではボージョレ・ヌーヴォー離れが著しい。あの変にフルーティーっぽく過ぎて、酸味の強いワインに嫌気がさしたのだろう。でも秋の風物詩だからと一本買ってきた。「フィルターにかけてない」といううたい文句が入っている。ど [...]
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今月のワイン:7月1日号

今回の料理にはムスカデかな、とバスチーユ脇の気になるワイン屋に出かけた。ご主人は、それならと、ナントの南部で作られている、ブルーノという、この店で一番のムスカデ・セーヴル・エ・メーヌをすすめてくれた。「それほど辛口ではないからカキには合わないけれど、素晴らしい奥行きがあるんですよ [...]

今月のワイン:6月1日号

  「ヒラメとスモークサーモンのカルパッチョにはサンセールの白?」と尋ねたら「サンセールでもいいけれど、サーモンが入るのならちょっと辛口すぎる。モンタニーはどうでしょう。最初の口あたりがまろやかで香り豊かだし、値段も同じです」 この白ワインはブルゴーニュの銘酒で、シャル [...]
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今月のワイン:5月1日号

東駅脇の老舗のワイン店に出かけた。お店の人は「ウサギのクリック煮はスパイシーそうだから、コット・デュ・ローヌかな。そうそうシラー種のブドウ95%で作られているのがあるよ」。まだまだ新酒だからこそ、きちんとデカントしてしばらく置いておいた。なかなかのこく。軽く赤い果実風味の奥に、シ [...]
 

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