フェアトレード commerce equitable 2005-09-15 フランスの文化 0特集記事 ここ数年、フェアトレード(フランス語でcommerce équitable)という言葉をよく耳にする。 5月には「フェアトレード週間」がフランス全土で開催され、消費者の関心を集めたばかりだ。 マイナーなイメージを持たれがちだが食品からファッショナブルなドレスまで、範囲は広い。この [...]
未来のヨーロッパ人 Carina Schaefer 2005-09-01 パリの出来事 0インタビュー ケルンとフランクフルトの間にあるジーゲンという町の出身、美術史家カリーナ・シェーファーさんは1993年からフランスに住んでいる。ほかの国を見てみたいという好奇心が強かった彼女は、高校卒業後外国の大学に進学希望。ヴィシーにフランス人の友人がいたこともあり、留学先は親しみのあるフラン [...]
ナンシーへ。スタニスラス広場がリニューアル。 2005-07-15 フランスの文化 0特集記事 スタニスラス広場はナンシーの街の中心地。 人々は絢爛たるロココ様式の門をくぐり抜け、噴水に憩い、カフェで語り合う。ポーランド王であり、のちにロレーヌ公となったスタニスラス・レスチンスキーが、娘婿であるフランス王ルイ15世を讃えて、広場を建造したのが 1755年。 ユネスコの世界文 [...]
Patrizia Lippi 主婦 「魅力的な袋小路…」 2005-07-01 パリの出来事 0インタビュー ミラノ出身のパトリツィアさんは、ミカエル(4歳半)とリディア(2歳)の2児の母。BNPパリバ銀行に籍を置きながら、現在は3年間の育児休暇の真っ只中。「一人目を産んだ後はすぐに仕事を再開したけど、今回は子供の成長を間近で見たくなったの」。幼い子供を持つ親として、パリで最も気に入って [...]
〈パリの映画館特集〉 2005-06-15 フランスの文化 0特集記事 爽やかな初夏の日差しが降り注ぐころ、フランスでは毎年恒例フェット・デュ・シネマ(映画のお祭)の幕が上がる。全国約5300の映画館が参加する人気のイベントだ。今年は6月26日(日)、27日(月)、28日(火)の3日間。期間中に一度正規料金で入場すれば、次の回以降、すべて2ユーロ均一 [...]
Cédric Balandreau 不動産仲介業 「空間を広げる」夢。 2005-06-01 パリの出来事 0インタビュー 17区はヴィリエ駅から目と鼻の先に事務所を構えるセドリックさん。ジャック・オディアール監督の『De battre mon cマur s’est arr腎氏xで見る不動産業界には、胡散臭い匂いがつきまとうが、セドリックさんにそんな影はみじんもない。 「住居を決める時は [...]
19世紀末、万博が彩るパリ。 2005-05-15 フランスの文化 0特集記事 日本で今年3月から愛知万博が開催されているが、かつてはここパリでも何度も万国博覧会が行われ、19世紀末にはその最盛期を迎えた。 19世紀前半に起こったヨーロッパでの産業革命。めまぐるしい速さで進歩する産業・建築技術や新たに開発された資材などの発表の場として、19世紀半ばから世界各 [...]
Stephane Herbelin 画家・彫刻家 私はパリの養子。 2005-05-01 パリの出来事 0インタビュー モンパルナス界隈の大きな敷地に、アトリエ兼自宅を構えるステファンヌさん。62年、アルジェリアの独立を機に、パリに一家で引き揚げてきたのは15歳の春だった。「あのころは漠然とモンマルトルやモンパルナスなど、多くの画家を魅了した地区に憧れていたけど、自分がここに落ち着くとは思いもし [...]
Jean-Marc Toussaint テーマパーク設計者 2005-04-01 パリの出来事 0インタビュー ジャン=マルクさんが子供時代を過ごしたピガールのクリシー大通りには、毎年ノエルのころに仮設の遊戯場が並んだ。メリーゴーランドの片隅から「ゲッゲッ」と笑うお化けの声が、今でも耳から離れない。グレヴァンろう人形館に出かけるのが楽しみ。古い装飾や古城の図鑑を眺めだすと、つい夢中になって [...]