バカンスはBDでのんびり楽しもう。 2005-08-01 本 0 暑さで頭の回転もにぶってしまう夏のバカンスには、BD(コミックス)がいちばん。 ●Les Scorpions du desert : Le chemin de fievre 「水夫コルト・マルテーズ」シリーズなどでボクらの心を浮き浮きさせてくれたユーゴ・プラットが亡くなってさ [...]
小さな宝石のようだ。 Musée Cernuschi 2005-08-01 アート 0 知る人ぞ知るアジア芸術の美術館が1年の大改装工事を経て再オープンした。美術館の建物はイタリア出身の富豪アンリ・セルヌスキ(1821-1896)の館。セルヌスキ(イタリア語ではチェルヌスキ)は、イタリアがオーストリアに一部占領されていた時代にミラノを解放した英雄のひとりで、解放後 [...]
期待の新作。 2005-07-01 本 0 ●Céline Curiol « Voix sans issue » 新しい本との出会い、新しい作家との出会いには、いつも何か、文字通りCoup de foudreがある。「一目惚れ」という日本語では表現しきれていない何か。タイトルを見た瞬間、表紙をみた時、背表紙を読んだ時、そ [...]
石の抵抗〈No man’s land〉。 ラリー・タウェル写真展 2005-07-01 アート 0 カルチエ・ブレッソン財団で、2003年のカルチエ・ブレッソン賞を獲得したラリー・タウェルの写真展が開かれている。 ラリー・タウェルの描く〈No man’s land〉とは、パレスチナのことである。ラリー・タウェルは53年生まれのカナダ人。農場に住みながら音楽や詩、 [...]
L’Homme et ses masques 2005-06-15 アート 0 何千年も前から人間はマスクにどんな思いを込めてきたのか。ジュネーブのバルビエ・ミューラー博物館が所蔵する素晴らしい仮面コレクションから87点。アフリカ、オセアニア、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの仮面に作家ミシェル・ビュトールが詩を捧げる。ほとんどの作品は一般初公開。8/28迄( [...]
子供の国へ旅立とう。 2005-06-01 本 0 ●Alexandre Jardin « Les Colories » 本書は、これまで知られていなかった太平洋の島の民族のお話だ。この民族とは、1980年に生まれた民族。その名は「コロリエ」、文字通り訳すと「色つきの」。彼らの文化とは、子供文化。つまり、すべての価値は「遊び」に [...]
新印象派の技法は、静かな風景画のほうがはるかに成功している。 « Le Neo-impressionnisme de Seurat a Paul Klee » 2005-06-01 アート 0 オルセーで新印象派展が開かれている。 「新印象派」は、19世紀の光学色彩理論を絵画に適用し、混じりけのない色の点を並置することで、離れて見た時まとまった色の効果を出すことを目指した。スーラとシニャックが代表格だ。 スーラは31歳で夭折したが、若いシニャックが後を引き継ぎ、技 [...]
Le Petit decodeur 2005-05-15 本 0 税金の申告書、住居の賃貸契約、社会保障の手続き書類など、行政関係のさまざまな書類のむずかしさには、フランス人もお手上げ状態だ。政府は、一般の人にも分かるような用語に改めるように各省に指示しているが、一向に改善されない。そこで、こんな辞書が出版されることになる。3000語あまりの [...]
小説とは何か? 2005-05-01 本 0 ●Milan KUNDERA « Le Rideau » 全7章からなるクンデラのこのエッセー、深く広い考察がちりばめられている。学術用語や「おかたい」言葉、複雑で抽象的な文章を使わず、クンデラらしいきれのよい、というよりも、なめらか、穏やかな文体で小説の考察が進められる。 [...]
過剰な、あまりにも過剰な! « Dionysiac » 2005-05-01 アート 0 予算半減で(それだけではないだろうが)、ほとんど見るべき現代美術展がなかったポンピドゥー・センターで久しぶりに刺激的な展覧会を見た。多くの示唆を含んでいる展覧会として、残り日数わずかだがぜひおすすめしたい。 ここでいうディオニソスとは、むろんギリシャ神話に出てくるあの狂乱恍惚 [...]