沖至《アンソロジー パリ–リヨン》 2002-10-15 イベント・文化情報 0 「ひとたび空に放った音楽は、もう二度とつかまえることができない」というドルフィーの言葉は、沖至の音楽への姿勢にほかならない。1974年にフランスに移住して以来、主にパリ—リヨン間を行き来しながら、さまざまなミュージシャンと即興の優しい光を解き放ってきた。彼の新CDの [...]
テクスト – イメージ – 知覚/身体 – ゲイリー・ヒル 2002-10-01 イベント・文化情報 0 フランス4カ所でゲイリー・ヒルが見られる。 新スペースLe Plateauの “Maquis” は、南仏のレジスタンスが身を隠した灌木地帯という意味だが、ここでは断言できない概念や場の移り変わり、捉えられない道の意。工事現場の水彩画、微細な差異で蛇行す [...]
人間の心理にまで深く入り込む。 “Les Couleurs de la vie “ 2002-10-01 イベント・文化情報 0 偶然にも相手を交換して浮気した二組の男女の話で幕が開ける。前半では、別居からそれぞれがもとのさやに落ち着くまで、後半ではまったく別のカップルの失踪事件が描かれる中に、前半の二組が微妙にからんでくる。 オーストラリア人新進劇作家アンドリュー・ボヴェルは、男女間のありきたりな日常 [...]
マークしたいコンサート 2002-09-15 イベント・文化情報 0 今秋、今からでもFnacやVirginでチケットを手に入れたいコンサートをいくつか紹介したい。 ワールド系では、新しい風味のタンゴを演奏するゴタン・プロジェクト(10/15 オランピア)、ペルーのソウルを歌うスザナ・バカ(11/5 トリアノン)、セネガルのキング、ユッスー・ン [...]
La Souriciere 2002-08-01 イベント・文化情報 0 ロンドンでは50年にわたるロングランを記録した、アガサ・クリスティ原作の舞台劇。新婚夫婦がロンドンから列車で1時間ほどの田舎に民宿を開くというその日、ロンドン市内で起こった殺人事件を追ってひとりの刑事が訪れる。雪に閉ざされた民宿の宿泊客の中に犯人が迷い込んでいるかもしれない、と [...]
Nigeria 70 2002-07-15 イベント・文化情報 0 ここ数年で、いちばん面白く刺激的なアフリカン・ポップスのアルバム。ナイジェリアというと、アフリカンビートのフェラ、ジュジュミュージックのサニ・アデをすぐに思い浮かべるが、このCDには、70年代のナイジェリアン・ポップスがみっしり23曲収まっている。 もちろん、初期のフェラやア [...]
Les Classiques contre-attaquent 2002-07-01 イベント・文化情報 0 成功を夢見る二人の若者が、古典劇からヒントを得て文学、演劇または映画で賞をとろうと思いつく。二人が題材に選んだラ・フォンテーヌ、ラブレー、ヴォルテールのテキストは、いつしか艶話とギャグとアクションに脚色され、まったく違った様相を見せていく。ラ・フォンテーヌの部分は台詞もきれい、 [...]
歌や踊りも加わり楽しい舞台。”La Paix!” 2002-06-01 イベント・文化情報 0 古代ギリシャの劇作家アリストファネスの作品が原作になっている。スパルタとの戦いにうんざりするアテナイ住民を、平和へと導こうとする富裕な商人ディケポリスが主人公として描かれる。政治批判や、神々と英雄の揶揄や個人攻撃など、古代ギリシャ喜劇の流れをくみながら、衣装や舞台美術などで「今 [...]
ハマると病み付きになる。 2002-05-15 イベント・文化情報 0 ●リンガラポップス フランスでは普通〈musique (rumba) congolaise〉と呼ばれるリンガラポップス。「踊る」音楽に相応しく、そのアンサンブルはグルーヴィーでセクシー、ハマると病み付きになる危険な代物だ。 「JAKI’s Homepage」はこの [...]
Danse : タンゴを踊りたいあなたへ。 2002-05-15 イベント・文化情報 0 一時のピアソラブームが去ってタンゴは下火に? −とんでもない! パリでは毎晩必ずどこかしらでバル(踊りの集まり)が開かれ、タンゴはしっかり根づいている。日が延びて夜外出したくなる今の季節、タンゴを踊りに出かけてみてはいかがでしょう。 http://www.lete [...]