50〜60年代の家具に魅せられて 2014-05-05 デザイン・インテリア 0 1950年代、ヨーロッパでは低価格で新しい様式の住宅が多く建設された。住面積は縮小され、そのスペースに合った機能的な家具が必要となってきた。 当時のアメリカでは、経済的にも技術的にも発展がめざましく、新素材の圧延プラスチック、グラスファイバー、弾性ゴムなどを使用した家具が次々 [...]
移動する若者の住空間に向けて 2014-04-09 デザイン・インテリア 0 1943年創立のスウェーデンの家具メーカー「IKEA」は、デザインと機能のよさ、手頃な価格で人気がある。もう少しすると「IKEA SPシリーズ」が登場。 現在、フランスの19歳から29歳の年代層の 60%は賃貸アパート暮らし、そのうち、20%は30㎡以下のスペースで暮らす。6 [...]
トム・ディクソンのインテリア 2014-03-07 デザイン・インテリア 0 © Thomas Duval 1980年代に、センセーショナルな作品でフランスのインテリア業界に新風を吹き込んだデザイナー、フィリップ・スタルクだが、こんな彼の作品が後世に残るのだろうか? という疑問が残っていた。ところが、クリニャンクール蚤の市に開店したレスト [...]
壁から笑い続けるM.CHAT。 2014-02-05 デザイン・インテリア 0 モンマルトルの坂道を下っていた時に視線の会った黄色い猫。その、壁に描かれたグラフィティの猫M.CHATは、オプティミストな空気とシニカルな笑いを送ってくれる。ミステリアスな黄色い猫M.CHATは、2000年くらいから、フランスの都市の街角に頻繁に出現した。当時、メディアも警察も [...]
デザインと機能融合のブラッスリー 2013-12-12 デザイン・インテリア 0 「私の仕事の定義は、その空間が晴れやかに構成されること。クライアントの特性が実現される空間が自然光に満ち、流行に左右されず、偶然性から生まれることがないこと」と語るのは建築家、インテリアデザイナーのギヨーム・ルクレール。 モンマルトル界隈は、BOBO人種が増加し、新 [...]
「料理はアートになりうるか?」 2013-11-09 デザイン・インテリア 0 「多くのアーティストがミュージック、シネマ、建築、デザイン界とコラボレーションしているが、料理界とのコラボレーションは無縁だ」とパリ・ボザールの学長、ニコラ・ブリオーは語る。自らキュレーターとなり、料理界とアーティストとの対話に挑んだエクスポ »Cookb [...]
『ブランチにクリストフル』 2013-10-09 デザイン・インテリア 0 クラシックな銀細工テーブルウェアは時として、「過ぎた時代」を思い起こし、現代の生活様式のなかで表舞台に出ることはまれだ。 創業1830年の歴史をもつフランスのアール・ド・ヴィーヴルを体現するブランド「クリストフル」は、クラシシズムからイノベーションへと、デザインの先端へと、ジ [...]
17世紀の邸宅のメタモルフォーゼ 2013-09-04 デザイン・インテリア 0 建築とデザインで著名な雑誌「AD」の3年目の企画、「メタモルフォーゼ」展が17世紀の邸宅で開催される。邸宅の部屋が今をときめく15人のインテリアデザイナーの世界になる。Sephora、 FNAC、Orange、ラグジュアリーブランドのDior やFred など、商業インテリアデ [...]
”Le son du temps(時の音)” 2013-07-03 デザイン・インテリア 0 階段を上がる。人ひとりが入れる暗黒スペースに展示された半球型クリスタル。神秘的な雰囲気に導かれ、出会ったのは「時の音」。クリスタルの球形の中で真鍮(しんちゅう)の針がクリスタルの表面をなぞりながら回転する。60秒を刻む摩擦音が静寂に響く。まるで、日常の中の独立した「時」に向かう [...]
一目ぼれのオブジェたち。 2013-06-07 デザイン・インテリア 0 3千個の洗濯バサミが並ぶ衝立(ついたて)は、アルゼンチンのデザイナーMartin Hubermanの手になる。彼の、限られたスペースに多数の日常品を使い、その品物ならではの質と量から新しく生まれるフォルムをオブジェとする、というコンセプトから生まれた。 女性アーティストGab [...]