移動する若者の住空間に向けて

 1943年創立のスウェーデンの家具メーカー「IKEA」は、デザインと機能のよさ、手頃な価格で人気がある。もう少しすると「IKEA SPシリーズ」が登場。
 現在、フランスの19歳から29歳の年代層の 60%は賃貸アパート暮らし、そのうち、20%は30㎡以下のスペースで暮らす。67%はデザイナーズブランドのオブジェや家具を購入したいが、高価すぎて買えない。彼らの60%はこの3年間の間に転居を考えている。こんな都市型の若者に向けた「IKRA SP」。頻繁に引っ越ししながらも、喧噪(けんそう)から逃れ平穏に暮らすことを望む彼らに、狭いスペースにも合理的に対応する家具や、それに合ったオブジェを提供しようとするシリーズだ。
 世界から選ばれたデザイナーとIKEA専属デザイナーとのコラボレーションから生まれたオブジェは、サンプルができ上がった時点でコペンハーゲンのデザインスクールの15人の学生の意見を基に手が加えられ、50のオブジェが誕生した。
 「角椅子はふかふかのソファーと同様に心地よいし、部屋のどこにも置けるというメリットがある」と語るのはスウェーデン人のデザイナー、エヴァ・ストゥランマーク。カモフラージュのモチーフがアクセントになった洋服ダンスは、フランスを代表するデザイナー、マタリ・クラセットのもの。どの家具とも共存できそうだ。スイス人デザイナー、ニコル・コルトロジイの小さな温室は、バルコニー、テーブルの上、あるいは壁にかけて、毎日、自然に触れることができる。「IKEA SP」の家具やオブジェは、どこかウィットに満ちていて魅力的だ。(苗)
www.ikea.com

 

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