3歳だ、お誕生日会を開こう。 2006-10-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム ミラももう3歳。初めて友だちを呼びお誕生日会を開くことに。図書館から借りた子供用のパーティ本なども参考にして計画をたててみた。 1: 場所設定:フランスでは大公園でピクニック形式大パーティをする子も多いのだが、私には欲望のままうごめく無数の3歳児を世話する自信がないため自宅で [...]
ママ友はできたけど…。 2006-09-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 日本語に「ママ友」という造語がある。子供を介してママ同士が友だちの時に使う。私もミラを託児所に預けてから、フランス人のママ友ができた。中でもミラと仲良しのギャスパーとルシールのママとは、かなり親しく付き合っていた。 だがある時、ギャスパーとルシールのママが大喧嘩を始めてしまっ [...]
日仏どっちのパスポート? 2006-07-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 二重国籍の娘はパスポートを二つ持っている。では日本に一時帰国する際、日本とフランスのパスポートのどちらを持っていけばよいのか? 答えは、二つとも携帯するべきなのだ。 先日、娘ミラ用には日本のパスポートだけを持って一時帰国をした。荷物を1グラムでも軽くしたいというケチな心からだ [...]
飲み物にパンを浸して食べる。 2006-06-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 食事に関する習慣は、すぐに変えられるものではない。だからフランス人のジルと日本人の私の間で、食事中、時に対立が起きるのだ。 たとえば、ジルはぶどうの巨峰の粒を皮ごとのみ込むが、私は皮や種は絶対に取る。だから私はミラにも皮と種を取ってから実をあげるが、その様子を見てジルは、「種 [...]
オムツはいつ卒業? 2006-05-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム ミラが2歳になり日本へ一時帰国した時のこと。母はミラの大きなお尻を見て「まだオムツ?」と顔をしかめる。私は幼稚園入学前、つまり彼女が3歳半になるまで取れればいいと考えていたので母の反応に驚いた。だが焦らせるのも面倒なので、自分のペースを守ることに。 そういえばベビーカーも、日 [...]
添い寝で日仏の文化ギャップ。 2006-04-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 添い寝をするか否か、それが問題だ。日本では幼児が親と寝ることは自然な光景に見える。狭い住宅事情を差し引いても、親子が川の字となって寝るの が好きという積極派も多いと思う。 一方、大人と子供の世界をきちんと線引きするフランスでは、幼い子でも一人でベッドに寝るのが基本。だがミラが [...]
心理カウンセラーに助けられた。 2006-03-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム ミラの態度で困ることがあった。自分の髪を多量にひっぱって抜いてしまうのだ。例えば、私が夕食の支度中、「今は忙しいから遊べないよ」と言った時など、不満そうに無言で髪をむしり始める。ジルも私も髪が薄い方なので、見ていて余計にハラハラ。思わず、「キャー、パパみたいに禿げるから止めなさ [...]
一歳児、どこに連れていこうか。 2006-02-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 一歳児のお出かけは難しい。アトリエやスペクタクルを楽しむにはまだ小さすぎる。ベビーカーで寝る時間が多い赤ちゃんなら、たとえ本人が主体的に遊べなくとも、ママの気分転換も兼ね、行く先をもっと大胆に選べた気がする。最近パリでは、赤ちゃん連れ歓迎の映画上映会まであるのだから、便利になっ [...]
託児所の弊害? 2006-01-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 毎朝、託児所で娘が泣いてしまうという話を先輩ママに話す。すると、「そのうち向こうからバイバイするようになる。その態度を見て、逆に薄情だと思う」とのことだった。最初は半信半疑だったが、託児所に預けて3カ月目には本当に泣くことが減り、向こうから手を振るようになる。半年目には、託児所 [...]
託児所の雰囲気になじんだ。 2005-12-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 託児所には、新しい環境に投げ出される子供たちに、なるべく不安を与えないための配慮があった。 例えば、託児時間を段階的に増やす「慣らし保育」の期間を、二週間とたっぷりめにとってあること。この間、親が子供のそばについて、仲間とお菓子やお昼を食べたり、お昼寝ができるよう手助けをして [...]