オムツはいつ卒業? 2008-05-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム ミラが2歳になり日本へ一時帰国した時のこと。母はミラの大きなお尻を見て「まだオムツ?」と顔をしかめる。私は幼稚園入学前、つまり彼女が3歳半になるまで取れればいいと考えていたので母の反応に驚いた。だが焦らせるのも面倒なので、自分のペースを守ることに。 そういえばベビーカーも、日 [...]
ミラの濃いスキンシップ…。 2008-04-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 私の子供時代にくらべて、ミラは他人と濃いスキンシップをする。男女限らず友だちと、いつも手をつないだり肩を組んだりしている。もちろん大人から抱きしめられたり、ビズされたりも日常茶飯だから、他人と体が触れ合うことに、ほとんど抵抗がないように思える。反対に一時帰国時など、ミラは大人か [...]
美術館でスケッチをしたい。 2008-03-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム フランスの美術館に行くと、よく作品の前で子供や美術系の学生がしゃがんでスケッチをしている光景に出くわす。「他人に絵を見られたら恥ずかしい」などという、つまらない自意識とは無縁のようで、みんな伸び伸びと手を動かしている。さすがは路上で音つきブチューをするカップルや、バゲットをちぎ [...]
心理カウンセラーに助けられた。 2008-03-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム ミラの態度で困ることがあった。自分の髪を多量にひっぱって抜いてしまうのだ。例えば、私が夕食の支度中、「今は忙しいから遊べないよ」と 言った時など、不満そうに無言で髪をむしり始める。ジルも私も髪が薄い方なので、見ていて余計にハラハラ。思わず、「キャー、パパみたいに禿げるから止め [...]
シラミさん、いらっしゃい。 2008-02-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 覚悟はしていた。「フランスに住む子供はシラミに一度はたかられる」と聞いていたから。でも日本に一時帰国する飛行機の中で、ミラの髪の毛に黒い虫と卵らしきものを発見した時は、やはり相当ショックを受けた。これが噂のシラミファミリーか。よりによってこんな時に、と気分は沈む。友人らに大した [...]
クリスマスにミラと一時帰国。 2008-01-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 今まで子供を連れて何度か一時帰国をしてきたが、いつも季節は春か夏。ミラは日本の冬を知らない。ちょうど日本の友人が、毎年凝ったクリスマスパーティを開いていて、参加の案内がくる度に行けずに歯がゆい思いをしていた。そこで今年こそは参加しようと思い立ち、クリスマスを挟み、計10日間の日 [...]
ディズニーランドのパスポート。 2007-12-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 私も日本にいたころは、消費文化にどっぷり浸かっていたものだ。それが9年前に渡仏し、エコロ青年ジルの影響もあり、浪費生活にきっぱりとサヨナラを告げた。「欲しいものは買わない。必要なものだけ買う」と念仏のように繰り返すようになった。グローバリゼーションを激しく憎んだ。生まれ変わった [...]
ミラがダンスを習い始めた。 2007-11-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム ようやくミラにも新しい友だちができ、幼稚園にごねずに通うようになった。現在の学校は半数がアジア・アフリカ系の子供が通う庶民的な雰囲気。私本人は小さいころ北海道に住んでおり、子供心に外国人は地球外生物のような存在だったが、ミラは幼い時からいろんな肌の色の子と自然に交流ができる環境 [...]
ミラ流・友だちの作り方。 2007-10-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム ブローニュからパリ12区に引っ越しをしたら、幼稚園の雰囲気があまりに違うので驚いた。以前は子供の数も少なく、細かな面まで先生の目が行き届いていた。現在は正反対。30人の幼児に対し一人の先生がいるだけで、子供は野放し動物園状態。ミラはマンモス校の雰囲気に圧倒されっぱなし。まだ友だ [...]
大自然バカンスにさようなら。 2007-09-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム バカンスといえばフランスでは「田舎で自然を満喫」が王道のようだ。私も最初のころはジルの家族にくっついて、ハイキングなどを積極的に楽しんでいた。もともと都会派もやしっ子なので、物珍しさもあった。だがそれが5年以上も続いたころから、だんだんと大自然バカンスが苦痛になってきた。ジルと [...]