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ラクタリス社製乳児用粉ミルクのサルモネラ菌汚染問題で原因とされたマイエンヌ県の同社工場製造の粉ミルクの販売が許可された。
同社は1千万ユーロを投じて同工場の乾燥設備を刷新し、農業省が衛生検査を実施し、安全と判断した。この粉ミルクは以前のMilumel、Picotなどでなく、Celiaの商標で販売される。同社の粉ミルクによる被害者団体らは「国の裏切り」と反発している。
昨年秋から1月にかけて、40人の乳児が感染した(うち18人入院)この事件はまだ予備捜査中であり、販売再開は時期尚早との見方も多い。