●装飾美術ビエンナーレ展
アール・デコラティフ合同展は、工芸作家による伝統技術・素材を応用した作品34点を展示。サルペトリエール病院内サンルイ礼拝堂(47 bd de l’Hôpital 13e)で。9月11~19日。無料。
●文化遺産公開日
9月18、19日、通常一般公開されていない歴史的建造物を見学できる。エリゼ宮や国民議会・上院なども見学できるが長蛇の列を覚悟して。
●クラスター爆弾廃絶キャンペーン
1964~73年ベトナム戦争で米軍が投じたクラスター爆弾は2億6千万個。ラオスの被害者だけで5万人以上。今も8千個が水田や地中にあり年間約300人 (子供約80人) の犠牲者を出している。オスロ条約 (クラスター爆弾禁止条約) がこの8月1日に発効。9月25日、トロカデロの噴水近くに、履かなくなった靴を市民が持ち寄り、靴のピラミッドをつくるクラスター爆弾反対キャンペーンが行われる。
●見本市
〈ゲーム見本市〉
9/10-12 : Porte de Versailles 15e
〈骨董見本市〉
9/10-20 : Porte Maillot 17e
〈アンティーク・ビエンナーレ見本市〉
9/15-22 : グランパレ(入場料25€)。
■グレバンろう人形館
1882年6月創立のろう人形館は、連日観光バスが並びパリ名所ベストテンの一つで、年間80万人が押しかける。中世から現代まで、ルイ14世からナポレオン、ドゴール、欧米スター・スポーツ選手まで2000体が、オペラ座を模した内装の中で見物人ににっこり笑いかける。マイケル・ジャクソンやジダン、トニー・パーカーと並んで写真を撮ったり、オバマ大統領やエリザベス女王と握手してもいい。毎年アカデミー・グレバンが2~4人の人物を選び、1体作るのに6人がかりで6カ月かかるそう。親子で人物名や歴史的事件名の当てっこをするのも楽しい。
入場料 : 月火木金 (学校休暇以外) 15€/ 6~14歳 10€。
水・週末・祝日・学校休暇中 20€/ 6~14歳 12€。
月~金10h-18h30/土日祝日-19h。
Musée Grévin : 10 bd Montmartre 9e