●Monumenta 2010
グランパレの広い会場で毎年開催される〈モニュメンタ〉。3回目の今年の招待作家は、1970年代より個人的かつ普遍的な記憶、死、運命の偶然性を視覚化してきたクリスチャン・ボルタンスキー(1944 -)。2/21迄(日月休)。
Grand Palais : Avenue Winston-Churchil 8e
●Art de l’Islam
7世紀から20世紀にかけてのイス
ラーム世界の美術品。写本、タピスリー、セラミック、彫金、装身具など。イラン出身の個人収集家Nasser D. Khaliliが30年にわたって集めた2万点の中から471点をセレクト。3/14迄。
Institut du monde arabe :
1 rue des Fossés-Saint-Bernard 5e
●Une passion pour Delacroix
ニューヨークのコレクターKaren B. Cohen所蔵のドラクロワ(1798-1863)作品。風景画、動物デッサン、モロッコの情景や、ドラクロワが尊敬していたルーベンスの作品の模写など。瑞々しく生き生きとした90点。4/5迄(火休)。
Musée Eugène Delacroix :
6 rue de Furstenberg 6e
●Robert Doisneau–Du métier à l‘œuvre
1930年から1966年にかけてロベール・ドワノー(1912-94)が撮ったパリとパリ郊外の写真。市井の人々への深い愛情が感じられるオリジナルプリント約100点。
4/18迄(月休)。
Fondation Henri Cartier-Bressson:
2 impasse Lebouis 14e
●Izis, Paris des rêves
写真家イジス(1911-1980)の回顧展。1930年リトアニアからパリへ移住。ユダヤ人のため戦時中ナチスから迫害を受けるが逃れてレジスタンスに。戦後はドワノー、カルティエ=ブレッソン、ロニスとともにフランスの代表的写真家として評価される。5/29迄(月休)。
パリ市庁舎Salle Saint-Jean :
5 rue Lobau 4e