パリ在住の日本人女性ミュージシャンが企画した面白い組み合わせの演奏会。 21日はピアニスト新田美保とジャズトランペッター沖至のセッション。「赤とんぼ」、「かごめかごめ」などの調べを自由なタッチで表現。映像の影山浩子と衣装の石原マモルも参加する。 21日/20h30。15€/12€/9.5€。 L’Archipel: 17 bd de Strasbourg 10e 08.2602.9924 M。Château d’eau 23日はサックス奏者の仲野麻紀、ギター奏者のヤン・ピタール、パーカッショニストのトマ・バラリニからなるKYというトリオ。昨年7月に発売されたCDに収録されているエリック・サティーの作品を中心に、ジャズの名曲や武満徹の曲も即興演奏。 |
photo : A.Poupel |
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●ボッケリーニの室内楽 コレッリやヴィヴァルディなど、イタリアのバロック音楽を得意とする、バイオリン奏者ファビオ・ビオンディが指揮するウロッパ・ガランテが、5年前と同じくボッケリーニのプログラムでパリの市立劇場に戻ってくる。ボッケリーニは、ハイドンやモーツァルトの同時代のイタリア作曲家で、当時は作曲家としてよりは、チェロ奏者として高名で、作曲もチェロソナタやチェロ協奏曲が多い。今回のパリ公演でもウロッパ・ガランテは、彼の弦楽四重奏曲や弦楽五重奏曲を演奏。弦が織りなすハーモニーを満喫したい。(真) 19日/17h。17€。 Théâtre de la Ville : 2 place du Châtelet 4e 01.4274.2277 M。Châtelet |