春近し、墓地の木々もお化粧なおし。 N° 432 1999-03-01 きれいに晴れ上がった日曜の午後、ペールラシェーズ墓地を散歩していたら、モーター音や枝がぶつかりあう音が聞こえてきた。近寄って見上げると、二人の男が春に備えて伐採の最中だった。ペールラシェーズ墓地は、年月を経たプラタナスやマロニエの巨木が多い。めまいがしそうな、20メートルはありそうな高さで電気ノコギリがうなっている。二人とも、安全のためにロッククライミングのようにロープを巻き、枝から枝へ移るときの早さは、さすがプロだ。葉が散ってしまっているから、枝振りがよく見え、所々に鳥の巣が見えたりする。 散歩する人たちは、そんな作業を一様にのんびりと眺めながら、近づく春の息吹を感じているようだった。 (文と写真 : Misato Le Mignon) Share on : Recommandé:おすすめ記事 電子タバコの普及にも ひと役かっている。 故郷アルジェリアにちょっと似ている。 「多様で多彩」な地区。 本物のショコラに導かれて。 肉体と精神のコントロールは自転車で。 コミュニティの連帯感。