噂のホームページ French Pops Page はこの人が発信者 N° 402 1997-10-01 今回のインタヴューは谷理佐さん。フランスの音楽事情に詳しいライターとして、あるいはジャンヌ・モローの渋い持ち歌を軽やかなフランス語でカヴァーしてしまった歌手として、とてもタダの日本人には思えない谷さんの名前をすでにご存じの方も多いかもしれません。小学生時代、約5年間パリの現地校に通った後、再び転勤で今度はニューヨークへ。現在は大学時代を過ごした京都が好きでそのまま京都住まい。たまに京都弁がのぞく東京都の出身。 「昔は仏語で歌うことに抵抗があったんです。仲間にもちょっと隠してたりして。初めてのソロ・アルバム『素敵を探す』(East West Japan/94年発売)には、仏語の曲が J.モローの les voyages の他1曲ありますが、それも製作側ともめにもめた末、私としては当時妥協して入れたんです。ところが 2枚目のアルバム発表の段になって、あの核実験騒ぎ。「フレンチ」が仇となって、トラッキングも済んでいたのに流れて…。以降ふっきれました。今は商品価値として認めるし、こだわりもない。仏語で歌う方が自由で楽しいと感じるときだってあるし。」 核実験の弊害がそんな所に及んでいたとは! 先日 LD&K レーベルから出たアルバム「アンソロジー32」には、ソロデビュー前から続けているボサノバユニットBossa Bosaで自作とモローのカバーで参加。ライヴは主に京都中心だが、彼女のセンスが光るホームページ French Pops Page なら何処からでもアクセスできる。 (花) http://web.kyoto-inet.or.jp/people/lisat Share on : Recommandé:おすすめ記事 自分の引き出しが増えた。 ユゴーと出会って。 よく働く「親父さん」シェフに学んだ。 パリではよく学び、よく遊んだ。 ワインの喜びを分かち合う。 南仏の太陽の下で生まれたフランス語の先生。