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豚肉加工会社コーペルルとビガール・ソコパは、ブルターニュ・プレランの豚肉卸市場への参加を停止した。政府と豚肉業界関係者代表が6月半ばに設定した1.4ユーロ/kgの生産者価格に反発しているため。この卸市場は豚肉の価格を決定し、全国の価格の指標となる。同市場の取り扱いの30%を占める2社のボイコットのため豚肉の価格が決まらず、売買が滞って農家に打撃を与えた。2社は18日から同市場へ復帰したが、自由価格を主張し、政府や業界との協議にも不参加。9月初めに協議が再開される予定だが、仏農業生産者組合は豚肉の生産者価格下落を阻止する緊急措置を欧州連合に求めている。