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イゼール県サンカンタン・ファラヴィエの化学工場(Seveso社)に男が車で突っ込んでガス爆発を引き起こし、同社社長(54)を斬首首する事件が発生した。首はイスラム信仰の文句が書かれた布に巻かれていた。逮捕されたヤシン・サリ容疑者(35)は同社社員で、2000年頃からアルカイダ系テロリストと交友があったため、危険人物として06年から08年まで情報局にリストアップされていた。パリ検察局は30日、容疑者が犯行現場を写真に撮ってシリアにいるフランス人の友人に送り、その友人が過激派集団「イスラム国」にネット掲載の許可を求めたことなどから、今回の事件をテロとして捜査を開始。容疑者は社長との個人的確執を犯行理由と主張している。