1990年代後半にクルゼントフスキが、最初に開いたギャラリーは、フランス初の、デザイナーオブジェのヴィンテージを売るギャラリーだった。カトラリーからジェット機まで、ジャンルを超えた活動が注目を集めるマーク・ニューソン、 エルサレム芸術学院で学び、その後ロンドンへ移住し、コヴェント・ガーデンのショールームで発表された椅子 〈Rover Chair〉 によって華々しいデビューを飾ったロン・アラッド、作品と使い手の新しい関係性をも提案するような印象的なフォルムが特徴であるロナン&エルワン・ブルレックなど、現在のスパースターのデザイナーたちの作品を展示し続けた。
2007年には、サンジェルマン・デプレにギャラリー 「Kreo (エスペラント語でクリーエーションの意味)」をオープン。2014年には、ロンドンにも進出。この 「Kreo」での1950〜1970代のデザイン照明器具の展示には、クルゼントフスキの照明へのパッションが集結されている。5月6日まで。 (苗)
Galerie Kreo
31 rue Dauphine 6e 01.5310.2300 M°Odéon
www.galeriekreo.fr