「AD」の画期的な試み。

建築・デザイン雑誌「AD」主催の5年目「AD インテリア展」がパリ装飾芸術美術館で開催される。
「AD インテリア展」は、「AD」が選んだ時代の風を送るインテリア・デザイナーが、その年のテーマと空間の­中で各自のクリエーションを実現する。
 今年のテーマは「décors à vivre(生活のなかのデコール)」。16人のインテリア・デザイナーがパリ装飾芸術­­­­­美術館所有のオブジェを1点選び、応接間、書斎、ドレッシングルーム、浴室などの生活空間の中に取り入れたインテリアをパリ装飾芸術美術館で発表する。クリスチャン・リエーグル、フィリップ・スタークの弟子、トリスタン・オエは概念的ネオクラシシズムのスタイルを持ち、コンコルド広場のホテル・ド・クリオンのリニューアル、伝説的ディスコ「Les Bains Douches」のホテルへの変容などを手掛けている。彼が選んだオブジェは、インテリア・デザイナー、ミシェル・ボワイエの1972年作巨大イルミネーション。それからインスピレーションを受けたネオクラシシズムのドレッシングルームなど、美術館のオブジェとインテリア・デザイナーとのコラボレーションが注目される。「AD」編集長マリー・カルトは「美術館の中で、雑誌でしか見られないリッチなインテリア・デザインと美術品を自由に歩き回って見られる絶好の機会です」と語る。(苗)

〈 AD INTÉRIEURS 2014 〉
9月6日〜11月23日。月休。
入場料 : 11€ / 8.5€。
Musée des Arts décoratifs :
107 rue de Rivoli 1er
www.lesartsdecoratifs.fr