エドゥワール・フィリップ首相は、3月23日(月)首相府から民放TF1の夜20時のニュースに出演し、外出規制をさらに厳しくすると語った。火曜(3月24日)朝に発効する。
・スポーツは自宅1km範囲内で
子どもと散歩、またはスポーツするのは自宅から1km以内、1日に1回、最長1時間とする。外出証明書には今後、外出時間を記入しないといけない。
・急を要する治療のみ外出が認められる
「急を要する治療、または医者からの召喚状がある場合」に限られ、透析のように事前にプログラムされる治療も含む。薬局では「必要不可欠なものを買う」場合のみ外出が認められる。
・屋外マルシェ(市場)閉鎖
マルシェは禁止するが、市長村の首長の意見により県知事は例外的な営業許可を出すことができる。小さな町にとっては、マルシェのみが生鮮食品を変える場だという場合などもあるからだ。
・夜間外出禁止令
首相は全国的に外出禁止にすることはしないが、「衛生上の理由から必要な場所」においては、外出禁止令を発令するとした。感染者が多く確認された南部、北東部など多くの町で、夜間の外出が禁止されている。
外出の際に外出証明書を持っていない場合は135ユーロ、二週間以内の累犯者には1500ユーロ。30日間で4回反則すると3700ユーロまで金額が上がり、最高禁錮6カ月を科せられる可能性もある。