3月1日(日)から
Hausse des prix du tabac
昨年11月に値上げされたタバコが、この3月1日から更に値上げ。一箱につき50〜60サンチーム上がり、今年11月には更なる値上げが予定されている。
昨秋11月の値上げにより、ブランドによってはすでに一箱が10ユーロに達していた。今日の値上げで、フランスで最も売れているマルボロなども1箱10€に。ブラック葉両切りゴロワーズは10.60€、ジタンは全種11€に達する。
タバコ屋は売り上げの減少に伴い、従来の新聞雑誌、くじ販売などに加え、納税、鉄道の切符販売などと活動のさらなる多様化を強いられている。値上げにより、路上で安くタバコを販売するヤミ業者がますます盛んになることも危惧。
禁煙推進派の医師は、「値上げの度に喫煙者が減る。値上げは効果的」。若年層の喫煙を減らすのも大きな狙いだ。統計では、17歳の27%が毎日タバコを吸っているという。