9月30日、薬剤師、公証人、歯科医などが、彼らの職業に関する規制緩和に反対して全国で一斉にデモやストを行った。デモはパリで数千人を集めたほか、全国の都市で行われ、薬局の90%が臨時休業した。全国自由業者連盟の呼びかけで行われたこの抗議行動は、このような職業に関する規制緩和と自由化を進める政府法案に反対するもの。たとえば、1人の薬剤師は1軒しか店を持てないという現行規制を緩和して、薬局への資本投入を自由化したり、一部医薬品の小売を自由化することに反対している。また、歯科医は義歯の施術を義歯技師が直接できるようになる案、眼科医は眼鏡処方箋を眼科医でなくても処方できるようになる案に抗議。公証人、弁護士、執達吏なども規制緩和に反対している。