イスラエルによる、パレスチナ、ガザ自治区への爆撃で、7月24日現在で死者700人以上、その大半が市民で、子供の犠牲者数も100人を超えた。これに抗議するデモがパリを中心に続いている。政府やマスコミの一部の、「反ユダヤ的なデモ」という扱い方に反発した市民が参加してか、23日のパリでのデモの動員数は、これまでの最高で、警察発表では1万5千人、主催者発表で2万5千人。子供連れのアラブ系家族、年齢もさまざまなフランス人、郊外からの若者たちなどが、整然と行進した。「イスラエル殺人者!」、「パレスチナは生き続ける!」、「ガザ、モナムール!」、などのシュプレヒコールが、モンパルナス大通りに響きわたった。