パリ市近代美術館に行くなら、フォンタナ展と合わせ、1960年から2014年までのイラン現代美術200点を紹介する展覧会もお勧め。絵画、彫刻、インスタレーション、写真、ビデオ、ポスターなどで、大半がフランス未公開の作品。パフラヴィー朝から、イラン革命、イラン・イラク戦争を経て現代に至るまでのイラン史とアートをリンクさせて見られる。掘り出し物は、1967年から77年まで続き、世界中からダンス、演劇、詩、映画の伝統的なものと前衛作品を集めたシラーズ・ペルセポリス国際芸術祭の資料コーナーだ。当時イランでこんなことが行われていたのか、と意外な発見がある。8/24迄(月休)。
Musée d’Art Moderne de la Ville de Paris :
11 av. du Président Wilson 16e