9月5日16時頃、オート・サヴォア県のアヌシー湖近くの駐車場で、旅行者3人が車の中で、さらに自転車に乗った男性が近くで死んでいるのが発見された。また、7歳の女児が重傷を負って車外に倒れていた。地元警察が現場に着いてから8時間後に、パリから憲兵隊犯罪研究所職員が到着した際、後部座席の母親の遺体の下に隠れていた女児(4)が無事に発見された。車内の遺体は英国在住のイラク人男性(50)とその妻とスウェーデン人の友人、自転車に乗った男性はたまたま通りかかったフランス人男性と確認。死亡した人はいずれも頭部に銃弾を2発ずつ受け、7歳の女児は頭を強打され、肩に銃弾を受けて病院に収容。9日には意識を回復した。フランスと英国の警察が協力して捜査を続けているが、犯人はわかっていない。(10日現在)