アルノー氏のベルギー国籍申請に議論沸騰

9月10日付リベラシオン紙。「失せろ。金持ちのバカめ!」は、サルコジ元大統領の暴言のもじり。
9月10日付リベラシオン紙。「失せろ。金持ちのバカめ!」は、サルコジ元大統領の暴言のもじり。
 LVMHグループのオーナー、ベルナール・アルノー氏がベルギー国籍を申請したことが9月8日に報道され、議論が沸騰している。同氏は同日に記者会見を開き、国籍申請を認めた上で、税制上フランス居住であることは変わらないと釈明。同氏はベルギーに邸宅を持っており、ベルギーでの事業計画をスムーズに進めるための二重国籍の申請だとした。しかし、同氏は現政府が進める高額所得者や大企業への増税には反対の姿勢を示しており、政府が税制改革を進めている最中でのベルギー国籍申請は、大企業やその幹部が税金逃れに海外移住しているという噂を裏付けるものとして、左派は非難の声を上げている。