6月17日に行われた国民議会議員選挙(総選挙)決戦投票で、社会党系が315議席を獲得(うち社会党294議席)し、過半数を優に超えた。さらに、エコロジーが18議席と健闘し、左翼戦線10議席を加えた左派全体で342議席と大きく躍進。一方、右派では民衆運動連合UMPは197議席に落ち込み、右派系諸党を加えても229議席。国民戦線党FNなど極右は3議席獲得。中道Modemはわずか2議席になった。26日には、議員の投票によって、社会党のクロード・バートローヌ氏がベルナール・アコイエ氏(UMP)を298票対185票で破り、国民議会議長に選出された。新議長はセーヌ・サンドニ県選出の議員で、ジョスパン政権で都市担当相を経験している。