ゲアン内務相が2月4日に「すべての文明が価値を持っているわけではない」と全国大学連合主催の講演で発言したことで議論が沸騰している。内務相は「共和国の原則に照らすと、すべての文明、習慣、文化に価値があるわけではない」と、イスラム教徒の顔を隠すスカーフや路上での祈とうなどを例に挙げ、フランスの政教分離や男女同権原則と一致しないとした。社会党など左派は一斉に人種差別的発言と非難。また、マリーヌ・ルペン国民戦線党党首が大統領選挙に必要な署名が集まらないために出馬できない場合に備えて、極右票を集めるための戦略と強く批判した。
ゲアン発言にまた議論沸騰
ゲアン内務相が2月4日に「すべての文明が価値を持っているわけではない」と全国大学連合主催の講演で発言したことで議論が沸騰している。内務相は「共和国の原則に照らすと、すべての文明、習慣、文化に価値があるわけではない」と、イスラム教徒の顔を隠すスカーフや路上での祈とうなどを例に挙げ、フランスの政教分離や男女同権原則と一致しないとした。社会党など左派は一斉に人種差別的発言と非難。また、マリーヌ・ルペン国民戦線党党首が大統領選挙に必要な署名が集まらないために出馬できない場合に備えて、極右票を集めるための戦略と強く批判した。