15歳でデビューし、1955-57年『プリンセス・シシー』に母親マグダと共演、母の影響と「シシー」像から脱皮するためパリに。母がヒトラーと親しい女性の一人だった過去を原罪のごとく背負う。59年ガスパール・ユイ監督『恋ひとすじに』でアラン・ドロンと共演後、恋人同士に。以後「フランスのマレーネ・ディートリッヒ」と讃えられ名作を残す。1982年5月死去前に撮影された『サン・スーシの女』まで、彼女の私生活の悲劇(夫ハリー・マイエンの自殺や14歳の息子ダヴィッドの事故死)をも含め、名女優の一生を写真・映像・資料で追う。2月22日迄(月休)。11€/8€。
Espace Landowski : 28 av. André-Morizet 92100 Boulogne-Billancourt