今月の展覧会

●Fleuve Congo – Arts d’Afrique Centrale

 中央アフリカのコンゴ川流域で、バンツー語を話す人々のあいだで儀式に使われた仮面、彫刻、聖骨入れを展示し、それぞれのグループの文化を紹介する。第1部はハート形の仮面を作る、北の森林地帯に住む人々の文化。第2部は、先祖の骨をオブジェに入れて大切にする人々の文化。第3部は、母親が神と同じほど尊敬された母系社会における、女性を主題にした彫像や仮面。
10/3迄(月休)。火水日11h-19h、
木金土11h-21h。 
ケ・ブランリー美術館 :
27/37 quai Branly 7e

●Etienne-Martin
 彫刻家エチエンヌ・マルタンの布を使った「彫刻服」とその見取り図的デッサンのほか、太古の記憶のような木の彫刻「開かれた夜  Nuit Ouverte」を展示。9/13迄(火休)。11h-21h。
ポンピドゥ・センター

●Corps et Décors, Rodin et les Arts Décoratifs
 装飾彫刻家としてデビューしたロダンにとって、装飾芸術は純粋美術から切り離されたものではなかった。ロダンと工芸、装飾芸術とのかかわりを見せる。オブジェ、デッサン、ロダンが制作したセーヴルの壺など150点。
8/22迄 (月休)。10h-17h45。 
ロダン美術館 : 79 rue de Varenne 7e

●ミロのヴィーナスが修復後初公開
 5カ月かけて修復されたヴィーナスが、新たに公開。長年の垢で茶色っぽかった体は白くきれいになり、漆喰の鼻が付けられた。古代ギリシャ・ヘレニスム美術のために改装された7-16室の奥に展示されている。
火休。 
ルーヴル美術館

●ECAL Photographie Cyril Porchet
 昨年ローザンヌ州立芸術学校(ECAL)を卒業したばかりの若い写真家が、ドイツ、スペイン、オーストリアのバロック教会の内部を撮った。教会の中にいてもはっきり見えない高所の細部まで明確に写し出され、それが平面であるだけに、不思議な印象を与えている。
8/29迄(月火祭休)。
Maison Européenne de la photographie :
5/7 rue de Fourcy 4e

夏は、散策を兼ねて郊外の美術館へ
●Emporte-moi/Sweep me off my feet

 タイトルは『夢中にさせて』。さまざまなカップルの愛のかたちを、40人の現代アーティストがデッサン、写真、ビデオ、インスタレーションで表現する。
9/19迄(月休)。12h-19h。
MAC/VAL(ヴァル・ド・マルヌ現代美術館) : 
Place de la Libération, Vitry-sur-Seine

●”Double Je” Jacques Henri Lartigue, peintre et photographe.1915-1939

 人生を愛した画家ジャック=アンリ・ラルティーグ(1894-1986)は、晩年になって写真家として有名になった。風景、自画像、恋人など、同じ場面を題材に制作された写真と油彩を同時に展示。
9/19迄(火休)。14h-18h。 
Centre d’art Jacques Henri Lartigue :
31 Grande Rue, L’Isle-Adam