パガニーニ国際ヴァイオリンコンクールに優勝した実力派

●Isabelle Faust, Alexander Melnikov

 昨年末、メシアンの「世の終わりのための四重奏曲」をシャンゼリゼ劇場で聴く機会があった。最後のパート、『イエスの不滅性への賛歌』で、イザベル・ファウストのバイオリンの深い響きによって奏でられる歌に感動した。ファウストは1993年のパガニーニ国際ヴァイオリンコンクールに優勝した実力派。最近CDで聴いた、ピアニストのアレクサンダー・メルニコフと共演したベートーヴェンの『クロイツェル』もよかった。二人の間の緊張感がすごいが、少しも新しさをねらったところがなく、格調高い演奏になっている。同じコンビが3回に分けてベートーヴェンのソナタ全曲演奏。(真)
11日11h。23€(当日売りのみで10hから発売)。
Théâtre du Châtelet :
1 place du Chatelet 1er  01.4256.9010