引越GOURMET
引越し直後なら簡単でおいしいのが一番。
やっと荷物を運び終えて一息ついた。新居の辺りも歩き回ったところで、そろそろ自炊生活を始めてみよう。とはいっても下ごしらえが面倒な料理や、煮物や揚物はしたくないなぁ。でも今晩は友人たちが集ってくる。さあ、どうしよう。こんな時はレトルト食品などを活用して、即席のおもてなし料理を作ることにした。
ガスパチョ
ニンニクのきいたトマトの冷製スープ・ガスパチョ(トロピカーナ社のGaspacho Alvalle)を用意。コリコリの食感を加えるため、プチトマト3個の種を除き、キュウリ1/4個の皮をむき、それぞれ小さく切る。野菜、フェタチーズ、バジルをちぎってスープに浮かべる。
メロンのタブレ
お惣菜コーナーにある出来あいのタブレに、小さくくりぬいたメロン1/2個と、ミントの葉を飾る。レモン汁を振りかけてさっぱりと。
プチトマトの山羊チーズ詰め
プチトマト10個分を横半分に切り、種を除く。山羊チーズに刻んだシブレットを混ぜ、塩で味をととのえ、トマトに詰める。(Soignon社の山羊チーズを使うと、もっと便利)
生ハムのせ、マッシュポテトのわさびとココナッツミルク風味
深皿に牛乳300cc、ココナッツミルク80cc、わさび大さじ1を混ぜ、マッシュポテトの素(マギー社のMousline ancienne)1袋を混ぜ合わせる。電子レンジで約5~6分加熱。皿に平らに盛り、薄く切ったモッツァレラチーズ、生ハム、マッシュルームの順にのせ、カイエンヌペッパーをふりかける。生ハムとマッシュポテトのねっとりした食感に、わさびのつーんとした風味が溶けあって、思わず涙ぐむ美味しさだ。かりっとした食感が好きな人は、生ハムの代わりにベーコンやソーセージを添えよう。
フランボワーズのサブレサンド
サブレ(イギリス風ショートブレッドが望ましい)を一人につき2枚用意。1枚目を底にして、バニラアイスを平らにのせ、フランボワーズを4~5個飾る。残りの1枚を上にのせて出来あがり。サクサクのサブレにフランボワーズの甘酸っぱい風味が、絶妙にマッチ。
夏向けの爽やかなオードブル三品から、みんなの好物ジャガイモのピュレをアレンジしたメイン料理、コロンとした見た目の愛らしいデザートまで、覚えておいて損はないお助けレシピです。(咲)