Passy駅界隈(16区)


住人になった気分でお金持ち地区を闊歩。
意外に庶民的な暮らしも見えてくる。

 1250年頃にできたPaciacum(Pacciusの領地の意)という名の集落が今のパッシーの街の原形だそうだ。有名ブランドや高級店が並ぶ商店街、住人もハイソな感じだから、ビンボー人には苦手な地区なのではあるが、たまには、と出かけてみた。
 まずはバルザック記念館へ。もともとは文豪の住まい。入場無料ということもあり、まったく期待していなかったのだが、こぢんまりした展示ながら、見応えある内容に驚いた。静かな庭園もあるので、おやつ持参で出かけたいところ。お腹がすいたら、近くの和食店で昼食にしてもいいし、ロシア食品店で軽食を手に入れたり、老舗チョコレート店でおやつを調達するのもよさそうだ。
Maison de Balzac 文豪バルザックの人間味が感じられる貴重な展示のあるバルザック記念館。静かな庭も魅力的。

最愛のハンスカ夫人の首飾りだったトルコ石をあしらったバルザック愛用の杖。文献にもしばしば登場するとか。

 お腹が満たされたら、ワイン博物館へ。地下鉄駅脇の〈水〉通りの突き当たりに、石灰岩の採掘場の跡地に造られた博物館がある。地下室独特の湿気とカビ臭のなか、ろう人形も交えたワインに関する豊富なコレクションを見学。醸造法うんぬんよりも、時代によるワイン瓶の変遷や、グラスやコルク栓抜きなどの展示が面白い。見学後には試飲が。オーナー氏が経営するというシャトーのガイヤックの赤を1杯頂いたが、コクがあって、うん、なかなか。

Musee du Vin
コルクの栓抜きのコレクション。

 パッシー通りはやはり高級店ばかりだが、商店が並ぶアノンシアシオン通りには、豚や牛のモツを扱うトリップ屋があったり、近くに常設マルシェがあったりと意外に庶民的。村だったころを偲ばせる風情も残っていてにぎやかだ。(月)

rue de l’Annonciation
にぎやかな商店街には臓物屋も。

Marche de Passy 住民の胃袋を支えるパッシー広場にある常設市場。


Boulangerie Malineau(3 rue Vineuse)ビスケットなど素朴な菓子がマル。月休。


Passy-Brocante(impasse des Carrieres )昼時はビストロに変身のガラクタ屋さん。日月休。



on aime

restaurants
●Auberge Lembert
3
フォアグラ等のペリゴール地方の料理とワイン。昼15
コース~。日月休。
17 rue de l’Annonciation 01.4520.6026
●Au Regal
4
創業1933年のロシア料理店。惣菜店ではピロシキやチーズケーキが買える。
4 rue Nicolo 01.4288.4915 無休。
●Matsuri
5
回転寿司ならやっぱりここへ。無休。
2 rue de Passy 01.4224.9685
●Comme des Poissons
6
小さな寿司店。行列を覚悟で。月休。
24 rue de la Tour 01.4520.7037
●Akasaka
7
天ぷらなど和食全般OK。日昼・月休。
9 rue Nicolo 01.4288.7786

musees
●Maison de Balzac
1
47 rue Raynouard 01.5574.4180
www.paris.fr/musees/balzac/

●Musee du Vin 2
8e(5.7e)。火-日10h-18h、月休。
rue des Eaux 01.4525.6326
www.museeduvinparis.com

boutiques
●Regis(チョコレート店 )8
89 rue de Passy 01.4527.7000 無休。

hotel
●Le Hameau de Passy★★ 9

私道の奥にある、緑と光溢れる閑静なホテル。しばしばディスカウント料金があるので、サイトで確認して予約を。
48 rue de Passy 01.4288.4755
F : 01.4230.8372 www.hameaudepassy.com
S:109
/W: 119/T:124 朝食込み



 

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