モナコのレーニエ一家は大切なスター。
王室、皇室は、パパラッチたちに私生活をのぞかれるという被害もあるが、メディアを通してイメージ向上に努めている場合の方が多い。共和国フランスは王室がないけれど、モナコのレーニエ公一家がそのかわりをはたしている。カロリーヌ妃やステファニー妃はフランス人には身近で欠かせないスターになっていて、ゴシップ雑誌の表紙を飾る回数が多い。彼らはポートレートの数々をパリ・マッチ誌などにかなりの額で売って財政難をしのいでいる、などという悪口をたたく連中もいる。とにかくヨーロッパには、英国、スペイン、ベルギー、オランダ、北欧三国などに王室があり、話題に困ることはない。王室専門のジャーナリストや評論家たちが、毎週のごとく健筆をふるっている。
ゴシップに強くなりたい人のためのホームページ。
●http://www.actustar.com/
このサイトの “Loves Stories”欄をのぞくと、スターの恋愛遍歴の専門家になれてしまう。たとえばイザベル・アジャーニなら、演劇学校時代の恋人がアンドレ・デュソリエ(男優)で、そのあとは、映画監督のブルーノ・ニュイテン、そしてオスカー俳優のダニエル・デイ=ルイス、ハリウッドきってのプレイボーイことウォーレン・ベイティ、現在は、作曲家で以前はシャーロット・ランプリングの恋人だったジャン=ミシェル・ジャールと結婚を計画中…という具合。またジュリエット・ビノシュは、現在は『人生は長く静かな河』(’88)でモモ少年を演じたブノワ・マジメルと一児をもうけ仲良くやっている…などと記されている●http://gotha-fr.com/
王室・皇室・貴族評論家として名高いステファン・ベルン(オヴニー458号の “profil” 欄参照)によるサイト。
●http://www.canalstars.fr
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