ローラー入門
ローラーでノリノリ!
●渋滞やストライキが絶えず、運行時間が不正確な交通機関、車は高くつくし、自転車は盗難のおそれがおおい。ローラーは最もパリに適した交通手段だ。
●普段、運動は歩くことだけ、プールに通うのも、ジョギングも面倒くさい。ローラーなら移動しながら運動できる。お尻の肉があがるらしい・・・。
●安いローラーは600フランもだせばプロテクター付き(※)でそろえられる。つまり2ヶ月のパリの定期代。3ヶ月目からはもとがとれる!
●そして、やっぱり、かっこいい。渋滞の車を横目に、けだるく歩く歩行者の羨望の眼差しを背に、風にのろう。
2/ローラーに乗る気になってきたら、次は体のテスト
●いきなり買うのは…と迷う人は、レンタルでまず試してみよう。パリに3店舗、日曜も営業しているBike’n Rollerに行こう。お店のそばには初心者向けの練習場がある。(3時間80F/1日110F)
Notre-Dame店
6, rue Saint-Julien-Le-Pauvre, 5e.
Tour Eiffel店
137, rue St-Dominique, 7e.
Esplanades des Invalides店
38, rue Favert, 7e .
3/ローラーを買いに行こう
すぐに自分のローラーがほしい人、そしてレンタルで試してやる気が出てきた人は、早速買いに行こう。レピュブリック広場やForum des HallesにあるGo Sportや、エトワール広場近くのDecathlonなどの大型スポーツ店もいいが、やはり専門店で、親切に教えてもらいたい。値段はあまり変わらないが、店によっておいている種類や型が違い、中古品の販売をしていることもある。
主な店は、
Roller Pro Shop
18, rue des ecoles, 5e. 01 4325 6761
Roller Spirit
4, rue Etienne Marcel, 2e. 01 42 21 91 98
Pierre qui roule
139, Bd St Michel, 5e. 01 40 46 99 66
www.pierrequiroule.com
(Nantes, Lyon, Bordeaux, Toulouse, Rennesにもあり。)
※ローラーを買うときにはプロテクターも絶対に買いましょう。手首・膝・肘の三点セットはそろえておきたい。そして危なっかしい人にはお尻のプロテクターもあります。
4/ローラーを買ったら次は練習!
●一番簡単なのは、自分の家の近くで、平地でグリップのよいアスファルト道路を見つけて練習することだが、ちゃんと教わりたい人には、前出のPierre qui rouleではローラーを購入した人に日曜昼に初心者用無料レッスンを行っている。また、ローラーをやっている人、上手な人はcoolな人が多いから、TrocaderoやPalais Royalなどのローラーのたまり場、あるいは日曜、歩行者/自転車/ローラー天国となるセーヌ沿いへ行って、気軽に教えてもらおう。※止まることを覚えるのが一番重要。転んで止まる→何かにつかまって止まる→ストッパーを使って止まる→T字ストップができる→くるっとまわって止まる、という順に上達の具合をはかりましょう。
5/練習の成果が出てきた、もっと楽しみたいときは、Randoに参加しよう!
●日曜の14時30分に37, Bd Bourdon(M: Bastille)からスタートのRandoは初心者、中級者向けというが、それでもかなりのスピードで走るし、坂道も含まれるので、やはりブレーキのテクニックを覚えてからのほうがよいかも。
●もっと楽しみたい、ローラーライフを満喫したい、ローラー仲間を増やしたい人は、もちろん、毎週金曜の夜10時、Place
d’Italie集合で、毎週異なるコース(パリ市内25km)を1~2万人のローラーと一緒に走る、Friday Night Fever!これは、止まることを完全に覚えて、ローラーが自分の足になっているひと向き。スピードも日曜のRandoより速く、コースも厳しい。
6/こうしてローラーにはまってきた、もっと知りたい人には…
●Ride mag : 無料雑誌。Rollerショップの他、夜遅くまでやっている本・CDショップExtrapole (5 bd Montmartre
2e)や、Chao Ba Cafe(22, bd de Clichy,
18e)などのおしゃれなカフェにもおいてある。最新の機種情報やイベント情報の他、音楽欄もあり、「ローラーカルチャー」雑誌といえる。
●1R2 Roller : Web-Magazine。バックナンバーも含め、ためになる情報が満載。
www.rollernet.com/