18区を代表するエスニックハウス。 Le Divan du Monde

 地下鉄ピガール駅界隈は “quartier musi- cal” と呼ばれるほどで、”MCM Cafe”, “Cigale”、”Elysee Montmartre” などコンサート会場が集まっているが、その中でも際立っているのが、40以上の民族が暮らしているという18区にふさわしいライブハウス “Le Divan du Monde”。
1886年から1901年までは、”Le Divan Japonais” と呼ばれるCaf’Conc(cafe@concert)として、ロートレックの絵でも有名なイヴェット・ギルベールらが出演し、一世を風靡した。今では当時の面影はないが、世界の音楽が日々演奏される場所として脚光をあびている。

95年のオープン以来、2000人以上のアーティストが出演、観客数も60万人は超えるという。会場は公演内容に合わせて自由に変化する可動式。座席は200席だが、立ち見にすれば500人は入場できる。

 毎年文化省はある国を招待国としてイベントを組むが、ここでも、夏になるとその招待国をテーマにした特別企画。ブラジルに続いて今年はハンガリー年で、ブダペストをベースに活動している現代舞踊(6/13-30 Compagnie Yvette Bozsik)、DJを含むエレクトロニック音楽コンサート(6/21)などが予定されている。

毎月35にもおよぶプログラムを産み出しているエネルギッシュなスタッフたち。

彼らは「好奇心旺盛で音楽が大好き」。自分たちが見たいコンサートを楽しく制作している様子が伝わってくる。(尚)

photo : Emmanuel Ferrand

6月のその他のプログラム:
アフリカの太鼓ジェンベ
(6/1 Mamady Keita)
ジプシースタイルの音楽・劇
(6/7~9 La Kumpania Zelwer)
週末は真夜中から朝方まで
ハウス(6/7)
レゲエ(6/14)
ブラジル(6/16)
ライ(6/28)
アフリカ・ジャマイカ(6/30)

*75 rue des Martyrs 18e 01.4492.7766
http://virtuel.cplus.fr/divan.htm