1984年の開局以来、民放のCanal Plusは「発言自由なテレビ」のシンボルになってしまいました。核になっている番組は『レ・ギニョール』という『人形劇ニュース』です。1997年、Canal Plusは新番組の放映を開始しました。『本当のニュース』です。毎週日曜日、カール・ゼロというニュースキャスターが時事を分析しています。この数年、テレビのニュース番組はショーになりました。その中で、政治家やジャーナリストがそれぞれの役割を演じています。だから、『本当のニュース』は、ショー化したTVニュースを鏡に映したようなものですが、他のニュース番組に比べると、Canal Plusのものはタブーの限界を知りません。
「”Le politiquement correct” という表現はこの番組には通用しません」とゼロ氏は言います。ただ、『レ・ギニョール』のように『本当のニュース』は本来ユーモアのある番組です。最新型のテレビFXを利用しながら、カール・ゼロ氏のスタッフが偽造したインタビューやルポが画面に登場します。「イメージを操作する可能性があることを示したいと思っているからです」とゼロ氏は説明します。
今年6月以来、彼は『本当の新聞』を発行しています。この月刊紙で、ゼロ氏は彼のテレビ番組でのように時事に新しい視線を投げかけています。9月よりインターネットに『本当のサイト』をオープンします。(クロード)
http://www.karlzero.com/