炭いっぱいだった地下倉庫がライブハウスに。 Le Sentier des Halles


 モラーヌ、マキシム・ルフォレスティエ、アルチュール・H、マノ・ソロなど、フランスで名の知れた歌手が一度は出演しているというライブハウスが、Le Sentier des Halles。120席と小さいが、独特の雰囲気がある。1982年のオープン以来、4500回のコンサートに25万人の観客が訪れたという。
 経営者のニコルさんは、子供の時からテレビのバラエティー音楽番組が大好きだった。特にクロード・フランソワの大ファン。いつかは自分でショーを企画したいと夢みていたことが、現在の建物の持ち主との出会いで現実になった。炭の置き場だったカーブ (地下倉庫) を5年がかりで改装。休みを利用して、すべてを3人の手作業で作り上げた。そのパワーが17年以上たった今でも、ニコルさんから感じられる。
 最近はフランスのシャンソンだけにこだわらず、民族音楽やロックもプログラムに加えている。それは「自分が音楽を通して旅をし、いろいろな出会いを楽しみ、その情熱を観客と分かちあえるコンサートにしたいから」だ。
 国の援助には一切頼らず、独立独歩の経営でやってきた。これからはプロモーターとして、お気に入りのミュージシャンを世界に紹介していくそうだ。日本の演奏家のコンサートをパリで企画したり、フランス人ミュージシャンの日本ツアーを行なうことも計画中。その情熱は尽きることがない。
( 尚)



*50 rue d’Aboukir 2e 01 42 36 37 27
7月のスケジュール:
3日まで:Nana’s Lied “Les Amoureuses” 
5日:Les Portugaises Ensablees