エディット・クレッソン Edith Cresson 欧州委員会委員を辞職。



“Il a pu avoir une tentation de chercher des boucs émissaires. En politiaue,c’est fréquent, et mes prises de positions ne m’ont pas fait que des amis.”
 「スケープゴートを探そうという動きがあったかもしれない。それは政治の世界では頻繁にあることだし、私のとった立場は友人だけを作ってきたわけではない」と相変わらず強気のクレッソンさん。私には不正なところはない、総辞職の発端は保守派に属するドイツ欧州議員の圧力のせい、と主張する。
 1934年裕福な家庭に生まれ、65年から政治の世界に。75年には社会党の執行部入りを果たし、故ミッテランの忠臣となる。81年から、農業相、貿易相、欧州相という重要なポストを務め、91年5月には首相に就任したが、あまりの不人気のために11カ月で辞任。94年、欧州連合の閣僚にあたる欧州委員への任命は、ミッテラン大統領の最後の贈り物だった。
 これまでも、「日本は敵。規則を守らず、世界制覇を目指している」とか「アングロ・サクソン系は25%がホモ。街で女性を見ようともしない」などと発言して敵を作ってきたが、今度の総辞職騒ぎではヨーロッパ中を敵に回したようで、政界への復帰はむずかしそうだ。

(真)