映画作品とDVD。

 映像メディアの20世紀をおおまかにいえば、前半は映画の時代、後半はテレビの時代でした。かつての映画はそれほどに巨大な存在でしたが、テレビの普及に伴って映画館へ行く人は減りました。しかし、映画は消滅したのではなく、現在も根強く生き残っています。
 80年代以降は、ビデオカセットの普及期に当たります。そのために映画作品のビデオ化権料が莫大な金額となり、テレビ局、銀行、ノンバンクなどが映画製作への参入に強い意欲を示しました。ケーブルテレビと衛星テレビによる新しい映像メディア事業も登場して、そのソフトとしての映画作品に注目が集まっています。現在、映画作品の観賞のかなりの部分がビデオソフトを通じて行われているのは、争えない事実です。
 さらに最近、デジタル技術を用いたDVD(デジタル・ビデオ・ディスク)が開発され、これのソフトとして映画作品が収められるようになりました。2000年に出荷されたDVD122万枚のうち90%が映画であるというデータがあります。この数は1999年の3倍で、98年と比べると17倍です。DVDは新しいゲーム機器やパソコンと共用可能であり、映像の再処理までが技術的に可能となっています。映画作品を見る手段に、これまでになかった新しいシステムが加わったことになります。このシステムを通じて、映画作品への需要がさらに増大するに違いありません。(クロード)

 

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