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フランシスコ=ローマ教皇は、未成年性虐待を黙認した罪で執行猶予付禁固6ヵ月の判決を受けたフィリップ・バルバラン=リヨン大司教(枢機卿)の辞任願いを却下した。大司教が控訴しているため、推定無罪原則を尊重するというのが理由。
これを受けて、同大司教はリヨン教会管区から一時身を引いて、配下のイヴ・ボームガルタン神父に職務を委任すると発言した。バルバラン大司教は、「辞任を認めると有罪を認めることになる」と教皇から言われたと述べた。性虐待の仏被害者団体は教皇の判断を「間違い」と批判した。
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