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パリ軽罪裁判所は妻を国会議員秘書として架空雇用した罪で、フィヨン元首相に禁固5年(うち収監2年)と37.5万€の罰金、10年の被選挙権剥奪を言い渡した。フィヨン夫人を同じく架空雇用したマルク・ジュロー氏と夫人自身には執行猶予付禁固3年の刑。夫妻は控訴した。1981~2013年のフィヨン氏の妻と子どもの架空雇用契約により、国会は115万6千€の手当を支払ったとされる。捜査当時の検察長が上司の検事総長から司法手続きを急ぐよう圧力を受けたと発言して物議をかもしたが、裁判長は裁判内容とは無関係とした。
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