10月22日、4月の少女誘拐事件の首謀者とされるレミ・ダイエ容疑者(54)が、テロ容疑で被疑者になり勾留された。同容疑者は省庁、5G設備、Covidワクチンセンター、ワクチンの保管場所などを襲撃することで政治転覆を目指す陰謀説首謀者とみなされている。
こうした襲撃を企むネオナチ集団の捜査から、ネット上で陰謀説を伝播する同容疑者に捜査の手が伸びた。ダイエ容疑者はホロコースト否認説や米陰謀論Qアノンなどを支持。容疑者の弁護士は非暴力の体制転覆を目指しており、ネオナチとは無関係と主張。他に関係者12人も被疑者になった。
10月28日付のル・パリジャン紙が報じたところによると、取調べのなかから、ダイエの団体はユダヤ人嫌悪、イスラム教徒嫌悪が強く、ハラール肉に毒を盛る、イスラム教のベールを被った女性を襲撃するなども計画していたとされる。Covid以前から、Covid渦中においても陰謀説を流布し、ワクチン反対や衛生パス反対運動を繰り広げた。
大統領府の襲撃、占拠の「アジュール計画」を計画。共謀者のひとりが取り調べで供述最大数の参加者とともに、