5/17
憲法評議会は4月に国会で成立したパリ五輪関連法案を合憲と判断した。法案で特に問題となったのは治安対策のためのAIアルゴリズム監視カメラ・ドローンの使用で、服従しないフランス党(LFI)と環境保護派が人間の尊厳とプライバシーを損なうとして提訴していた。政府は人の顔を認識するためではなく、群衆の動きや荷物の放置など事前に政令で定めた状況のみを探知すると説明。またLFIらは五輪の期間を超える25年3月末まで導入されることにも反対していた。法の公布後にスポーツ・文化イベントに試験導入される。
Recommandé:おすすめ記事