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国民議会はテンサイ栽培向けにネオニコチノイド系農薬の例外的使用を可能にする法案を可決した。この農薬はミツバチ大量死を招くとされる殺虫剤で、フランスは2018年に使用を禁止。ところが、各地でテンサイにアブラムシによる黄化病が広がり、生産者が同農薬の特例使用を求めていた。政府は砂糖用テンサイ産業救済のため、2023年までの例外的使用を認めるEU指令を根拠に同法案を国会に提出。環境保護派など左派だけでなく、共和党や与党内でも反対意見は多かったが、賛成313、反対158、棄権56票で可決された。
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