フランス首相府は10月4日晩、パリ市とパリと隣接する3県(オ・ド・セーヌ県、ヴァル・ド・マルヌ県、セーヌ・サン=ドニ県)を「新型コロナウイルス警戒最大ゾーン」に指定すると発表した。コロナ感染リスクを5段階に分けたなかで、2番目にリスクが高いとされる。(感染リスクが低い順から「緑」「警戒」「警戒強化」「警戒最大」「衛生緊急事態」)
同地域においては、カフェ閉店などを含む15日間にわたる「諸活動の制限を伴う措置」がとられるが、詳細は、10月5日(月)11時30からイダルゴ=パリ市長と、ラルマン=パリ警視庁官によって会見で明らかにされる。発効は火曜日から。
いっぽう、レストランは、厳格な衛生規準のもとに営業を続けられる見通し。その際の衛生規準に関しても、月曜に関係する省庁が発表するとフランスメディアは報じている。