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パリ郊外ナンテール裁判所は、入居者の死に責任があるとして要介護高齢者施設を運営するオルペア社に7万8980€の賠償金支払いを命じた。2017年、84歳の女性入居者が両脚の大腿骨骨折で病院に入院し、1週間後に死亡。鑑定の結果、介護や移動の際の転落による骨折と判明し、息子が19年に告訴した。オルペア側は女性がてんかん発作によりベッドの中で骨折した可能性があると反論したが、女性の苦痛に直ちに対処しなかったとしてオルペアの過失を認めた。同社は80件の高齢者虐待容疑で捜査対象になっている。
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