アートで差別のない社会をめざすMémoire de l’Avenir 2018-02-05 社会ラボ 0連載コラム Mémoire de l’Avenir 「メモワール・ド・ラヴニール」協会の会長、マルガリット・ベリエットさんは造形作家。特定のカテゴリーの人たちに対するステレオタイプなイメージや差別を、アートを通してなくすことをめざして協会を設立した。 「違う人」「違う文化」との共存をテーマ [...]
Georges Morandの高級革手袋 2018-01-15 MADE IN FRANCE 0連載コラム 最近は暖冬も珍しくないが、手袋はフランスの冬の必需品。防寒だけでなく、マフラーや帽子とともに冬のファッションに欠かせないアイテムだ。 フランスの革手袋の歴史は古い。儀式用や兵士の手袋などは古代末期から使用され、手袋製造業の歴史は11世紀にまでさかのぼる。王侯・貴族のものだった [...]
Cire Trudonのキャンドル 2017-12-20 MADE IN FRANCE 0連載コラム クリスマスイブの晩餐、会食やロマンチックなディナー、そしてインテリア装飾としても、フランス人の生活にキャンドルは欠かせない。照明用具としては使われなくなった今も、カトリック教会では儀式に欠かせないし、室内にほのかな香りを漂わせるアロマキャンドルも人気商品だ。そのキャンドル製造で世 [...]
スモークサーモン入りのシューがシャンパンの味を引き立てる。 2017-12-15 魚料理 0#RestezChezVous連載コラム Gougères au saumon fumé ノエルやら年末のパーティーやらでシャンパンを飲む機会が増えてくる。シャンパンのおつまみに最適なのが、ふわっと軽い口当たりの小さなシュー、グジェールだろう。ふつうは、グリュイエールなどをおろしたものを加えて焼くのだが、今回は、やはり [...]
サンパピエの保証人になる 2017-12-07 抵抗する人 0連載コラム Parrainage républicain 滞在許可証がないため違法滞在を余儀なくされる外国人、通称 「サンパピエ」が滞在許可を得られるよう、市民が手続きに付き添い支援する 「共和国保証人制度」が、パリ郊外のサンドニ市にできた。10月26日、これに賛同する83人の市民が約100 [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:12月1日号 2017-12-06 シルバーラウンジ 0連載コラム ヒロ子さん(76)は東京で生まれ、白百合学園に学ぶ。中学生の時、雪降る中に立っているマリアさまの像に傘をさしてやったのがきっかけで教会の神父と出会う。父は造船会社社長、母は終戦後新宿にレストラン・喫茶店を開店。64年来仏後レヴロン、ロレアル社で働きガイド学校に通学。AFのスチュワ [...]
Lesageのオートクチュール刺繍 2017-11-15 MADE IN FRANCE 0連載コラム 刺繍といえば、日本人は学校で習う「フランス刺繍」や着物に施された絢爛な刺繍をまず思い浮かべるだろう。フランスも昔から刺繍が盛んな国で、19世紀には刺繍産業が全盛期だった。 しかし、今回取り上げるメゾン・ルサージュは、オートクチュールとともに歴史を歩んできた「オートクチュール刺繍 [...]
Des Clics De Conscience署名運動が政治を動かす 2017-11-11 社会ラボ 0連載コラム インターネットで署名をする機会が多くなった。でも、本当に効果があるのかと考える人は多い。その疑問にポシティブな答えを出したのが、自分たちの7カ月間の活動をドキュメンタリー映画 「Des Clics De Conscience (意識の切り替え) 」にしたジョナタン・アティアス [...]
ピリッと辛いタイ風さつま揚げで、ビールがどんどんすすむ。 2017-11-10 魚料理 0#RestezChezVous連載コラム Galettes de poisson à la Thaïlandaise ベルヴィル通りにある老舗のタイ料理店「Lao Siam」で必ずとるのは、タイ風さつま揚げ、トートマン・プラー。 タイ料理のレシピ本どおりに作ってみたら、揚げている最中にバラバラ死体のようになってしまった [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:11月1日号 2017-11-08 シルバーラウンジ 0連載コラム J. 河田氏(70)は芦屋市生まれ。京都芸大を出たあと、高校でデッサンを教える。28歳の時、1年の予定で来仏。18区のイタリア人老婦人のアパートに下宿し、ソルボンヌの文明講座に登録してフランス語を学ぶ。 76年3月、植物園で写生をしていた時、元デザイナーだったという定年退職し [...]